川だ大河だ急流の
茶色や緑の激流の
灌木乾燥大岩の
砂の中にもひとつの季節
時が止まったかのような風景の中
俺は気分を盛り上げていく
リポートレポートテレポート
テレンスタランスマガダラス
そうして地下へやってくると東南アジア風の人間がたむろしている
足元の白線に従って進むと淫売屋だ魔窟だ
煌々としているような暑いようなそれで内部は冷え切っているのだった
淫夢を夢見
黒い水に沈殿する
澱を呑み込み
常識を吐く
虹色のランプの中で
己の意識だけが明瞭だった
鏡よサテンよベイリーよ
踊れ舞え進め
皮膚の下には白や赤
黒い水に沈殿だ
走れ泳げ来迎だ
緑の巣の中己は眠る
スッキリとした気分とは裏腹に
亡国のことが頭から離れない
亡き者亡き母亡き友たちが俺を覆った
それは近くにあり雨と共に降りかかり
蒸発と共に昇華する
信号を渡る際にも片足飛びにやってきた
あぁ後悔!ノスタルジーのきっかけだ
錆色の虹だ
俺は叫ぶ叫ぶ叫ぶ叫ぶ
喉が枯れても目が渇いても癒えない夢があるものだ