何故そんなに資料が作らないのか、作れないのか。
を考える中で行き着いた結果は、日本にいたときの組織は大組織だった為、一社を担当するとしても複数人(場合によっては複数部署、複数人、複数拠点になるので50人とか。)が関与するのでステークホルダーが互いの認識を合わせるためにも資料を作成し報告、連絡、相談をし、エスカレーションを上げて物事を解決してきた。
けど、台湾🇹🇼の支社は数百人レベル🏢🏢
ステークホルダーの数が数人レベルで終わるのでわざわざ紙に残すのは時間の無駄であり、近くにいる上司や同僚へ口頭で報告、連絡、相談で済ませられるため、資料化していく文化、経験がこの会社(赴任先)にはないからなのでは?と思うようになりました。
元アメリカ駐在員(女子)🇺🇸🗽から
「つまるところ、その資料の必要性を認識してるかどうかだね〜」と
アメリカの公認会計事務所で働いていた彼女曰く、むしろ報告資料はアメリカ人の方がより詳細で具体的に報告資料を作成するそう。
というのも、訴訟大国アメリカではちゃんとアウトプットとして記録しないと会社にうん十億の訴訟が起きることもあるらしく、かなり気を使って資料をまとめているんだよと。
必要性を感じてない。
非常に腑に落ちた瞬間でした
経験がない云々より以前に、必要性を感じてない。
なので少なくとも私が働いている赴任先は資料を作れない、のではなくそもそも作る意味や意義がないと思っていると思われるので、いくら日本人の社長が、
「彼らは経験がないから資料化出来るように指導して」というけど、根本的な課題や物事の捉え方ではないような気がする今日このごろ。
となると資料化の意義やメリットがどこにあるかを体感してもらわないと資料化ってされないし、その能力も身につかないだろうな。
日本人の資料作成にかける無駄さ加減も重々分かっている上でやはり人を説得、納得させるための資料化のスキルは素晴らしいのではないかと海外に出て分かったこと。
こういう事がわかるようになった事だけでも海外に出てみて良かったのかな❣️❣️