点検時に「スパークプラグの交換」作業を行いました!何だか昔より長持ちするような~ | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

おんせん県大分の大分市賀来北にある、ヤマハオートバイ専門店YSP大分の上島です。 

昨日、お客さんが定期点検で入庫されました。
点検項目のひとつに「スパークプラグ」のチェックがあります。

ガソリンと空気が混ざった混合気に、火花を飛ばして着火するという大切な役目をしている部品です。

点検記録を見ていると、どうも交換した記録がありません。


走行距離は25,000㎞です。
外してみると確かに痛んでいますが・・・プラグテスターで調べても、交換推奨の状態ですが、まだ何とか使える状態です。

ちょっと驚きましたが、安心して乗って頂くために、オススメして交換してもらいました。

「定期的に交換をオススメします」という話なのですが、今回驚いたのは走行距離です。
一般的に、プラグ交換は5,000~8,000㎞での交換をオススメしています。

それが、今回の車両は25,000㎞ですか、3~5倍の距離を走っています。

この交換をオススメする距離は少し難しくて、使用条件で大きく変化します。
なんだか調子がイマイチなので、まだ5,000㎞走っていない時に点検したら、弱っていたのに交換することもあります。
でも今回は不調でもありません。

ここから先は、実際に整備入庫した車両を見てきた実感ですが、10数年前からオートバイで普及してきた「インジェクション(電子制御燃料噴射式)車両」は、プラグの交換サイクルがかなり長くなっていると感じています。

最適な状態をコンピューターで判断しているからでしょうね。
ガソリンが多い事による「プラグ被り」を、インジェクション車では滅多に見ることがありません。

そのため、これまでの一般的な推奨交換時期より長く使えるようですね。
ただ、あくまでも使用条件で変わりますので、やっぱり定期的な点検をした上で、状態を確認して交換してくださいね!

交換するのが大変な車両だと、改めて作業すると余分にお金がかかる、なんて事もありますからね~