バイクの事故の時、車両の価値は「時価額」で決まります! | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

おんせん県大分の大分市賀来北にある、ヤマハオートバイ専門店YSP大分の上島です。 

11月も半ばを過ぎて、年末が近づいてきました。
年末になると個人的に気になるのが、ここ数年お客さんと一緒に行っているツーリングと・・・「事故」です。

年末と春先には、「バイクの事故」による入庫が増えるんですよね。

事故は起きて欲しくないのですが、起きてしまった場合はできるだけ速やかに問題なく解決する必要があります。
そんな事故の場合、バイク屋の仕事は「事故車の修理見積もり」と、「修理作業」です。


仕事で事故に関わると、「修理出来るのか」「保険の話がスムーズに進むのか」が気になります。

修理不可能なほど壊れていたりすることもあるし、古いバイクだと部品が無くなっていることもあります。
 
そして、保険屋さんの仕事ですが、保険の交渉が滞れば、修理したくても出来ないことがあります。


そして「過失割合」という、自分側と相手側のどちらに非があるかの割合で、保険金の支払い額も変わります。

見積もりが10万円でも、割合によって支払い額が決まるわけですね。

さらに・・・乗っているバイクが古くなると、そのバイクがいくらの価値なのかという「時価額」が問題になります。

写真のバイク「YZF-R25」は新車ですが、登録した瞬間に新車の価格では無くなります。


購入するときにいくらで買った、と値札の金額を伝えても、車体そのものの金額と年数で決まります。

この年数で、という所ですが、このあたりは保険屋さんのさらに専門の方に聞かないと正確な所は言えませんが、中古車の金額とは違います。

40年前の人気車が、レストアされて300万円!となっていても、事故の場合は「時価額0円」でもおかしくない、という意味なんですね。

ということは、古いバイクで事故に遭ったら部品が無くて修理出来なかったり、修理代金が出ないことがあります。

誰でも事故は困りますが、いざという時にトラブルにならないよう「時価額」のことを覚えておいて下さいね!