おんせん県大分の竹田市在住、田舎では軽自動車は大事な生活必需品だと思っている上島です。
交通機関の関係で、一人一台クルマ所有ですからね。
維持費の関係で軽自動車は当たり前の選択肢なので、「黄色ナンバーはイヤ」という気持ちはイマイチ理解できません。
さて、生活必需品な感覚が強いために、軽自動車の本格スポーツタイプは少数派です。
対して背が高い空間観測効率重視の車種が一般的ですね。
そして近年は箱バン・・・ワンボックスVANも乗用として乗る人が増えてきているようです。
という私も箱バン所有ですが、一人で乗ることが多くて、たまに大きな荷物を積もうかという目的なら、ピッタリですからね。
そんな箱バン市場にホンダから面白い機種が発売されました。
その名もN VAN(エヌバン)です。
前置きが長くてすみません(笑)
ここからは箱バンを所有車の個人的な意見を書くので、そうかな?と思っても多目に見て下さいね。

さて、N-VANはホンダの乗用背高ワンボックス、N-BOXをベースにしています。
箱バン市場は、軽トラックと同じくスズキのエブリィとそのOEM車、そしてダイハツのハイゼットとそのOEM車が市場を分けあっています。
ホンダのシェアは1割前後のようです。
業務使用、会社所有だと、車両の導入は予算や販売店との付き合いが大きく影響するでしょうし、販売店そのものの数は無視できません。
そこでホンダは乗用をベースにして、コストを削減しながら個性を出して、業務用以外のユーザーにアピールしようと考えた、のだと思います。
なぜなら、N-VANはベースなので前置エンジンに前輪駆動。
これでは荷室はライバルに比べて狭くなり、「〇〇の荷物を積まねばならない」というユーザーからは選ばれません。
積み方を調整すれば可能であっても、お客さんの荷物の積込を実際にしてみることは簡単ではありませんからね。
結果的に、2列目座席は全席との距離が短く、度々2列目を利用する人には不満が出るでしょうね。
バンだから後ろは仕方無いとは言っても、という狭さなので、度々乗せるという人は実際に確認が必要です。
エンジン位置が他車と違う(N-VANは前、スズキ、ダイハツは運転席下)事については、荷物を満載しなければあまり気にならないかも。
それより、重心などの関係でバランスを取るために、「タイヤの空気圧設定がかなり高い」ことに注意が必要です。
何しろ指定空気圧(後ろ)は3.5キロ以上ですからね。
ガソリンスタンドなどで一般的な乗用車のように2キロくらいに調整したら、不安定になって危険です。
オーナーさんにはご注意頂きたいところですね。
そして、ガソリンタンク要領が27リットルと少ないので、通勤が長い場合や遠出には注意が必要です。

バイク乗りに大きくアピールしているのが、助手席をたたんでバイクが楽々積める!という事ですが、カタログにも大きく掲載されています。
運転席下置きエンジンに比べて、前置きエンジンだと室内の床を低くできます。
そのため、バイクを積みやすいはずです。
たためるということで、助手席は乗り心地イマイチのようですが・・・ここも割りきりです。
欲しいと思った人が問題ないと判断すれば良いんですからね。
ということで、買いなの?どうなの?と思ったら、業務用でガンガン使う人より、個人の通勤や遊びで使う人で面白そう!と思ったら買いだと思います。
ただ、安全装備が商用車としては充実していますが、ホンダの箱バンや軽トラックは割高感が強いんですよね・・・
そのあたりまで含めて、ホンダの面白い提案、良いですね!
興味のある方は、ぜひホンダのお店にどうぞ~
私はバイク屋に勤めているので販売はできませんが、大分県内のホンダカーズさんなら、場外できるお店がいくつもあります(笑)
その時は声をかけて下さいね~