昨日は、小学校に絵本の読み聞かせに行ってきました。
毎週水曜が定休日、おんせん県大分の竹田市から片道40㎞を通勤している、バイク屋店員の上島です。
話は戻って、年に6回ほど、地元の小学校に読み聞かせに行っています。

今回読んだのは、「壊れないおおかみと七ひきのこやぎ」です。
福音館書店から発行されていますが、初版から今年で40年になる本です。
題名を聞いて、知らない、という人は少ないではないでしょうか。
今回は6年生に読みました。
高学年に読むのは緊張する、という声も聞きますが、この学年は1年生から6年生まで、通して読んできました。
一学年に一クラスという小さい学校なので、誰が誰なのかもわかっていて、それほど緊張しませんでした。
終わった後で、違う学年で読み聞かせをしたお母さんから、「どうしてこの本を?」と質問を頂きました。
どんな本という指定もないので、読みやすい本を選ぶのですが・・・
こう答えさせて頂きました。
・新しい本も面白い本はたくさんありますが、長い時間をかけて残っている名作を読んでもらいたかった。
・高学年であれば、この本の記憶が残っていて、また名作として子供に読んでもらえるかもしれないから。
・最近は、昔の話の難しいところ、残酷なところを書き換えていることもありますが、この本は初版が古いので、教科書に載らないような内容も残っていて、何か感じてもらえるかもしれないから。
説明すればこんな感じですが、先日絵本の研究者の方が話していたことで、
「本当に面白い絵本は、子供のほうから何回も読んで!と持ってくる。
そうして20年、30年と残った本が名作です」
という話を聞いて、いや本当にそうなんでしょうね、と思ったからでもあります。

校内を撮影するのは、いろいろと問題があるかもしれないので、駐車場での一枚。
まあ難しいことはさておき、紙の本の良いところは「捲(めく)る」間合いにもあると思います。
読み聞かせで本を面白いと思ってくれたら、とっても嬉しいなあと思いますね~
ではでは、今日もここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!