LEDヘッドライト球を試験的に取り付けしました! | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

バイクで通勤、通学している人がバイクを選ぶ時に、「ここは大事」というポイントがあります。


そのなかでも「ライトの明るさ」は、いつも走る道によっては、特別に重要です。


山越え通勤しているので、ライトの明るさは気になる、大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業、上島です。 


クルマもバイクも、進行方向を照らし、周囲に存在を示す大切な役割なのが「ヘッドライト」です。


いまのところは「ハロゲンヘッドライト」が主流ですが、「HID (キセノン、又はディスチャージヘッドライト」や「LEDヘッドライト」が増えてきています。


明るさや消費電力はとても重要ですが、ハロゲンヘッドライト球だと交換が簡単な長所があります。


また、最初から設計しているものと後から取り付けるものでは、「耐久性(長持ち、故障しにくい)」や、「照らす範囲」の面でまだまだ信頼出来ないところもあります。


でも、試してみたくなるんですよね~


さて、上の写真をみてもらうと、ヘッドライトの左右で色が違うのがわかると思います。


これは、向かって右がハロゲンヘッドライト球で、左はLED球なんです。


色が全然違って見えますね~


LEDヘッドライト球は、白くて明るい印象ですが、光の広がり方の関係で照らす範囲が狭くなります。


そのため、実際に夜間走ってみると、真正面は明るいけど左右が見えない、と言われる事がよくあります。


そのため、今まで自分のバイクに使った事はありませんでしたが、

・「2灯式なので最悪片方点灯しなかったり、照らす範囲が狭くても走る事が可能」

・「最近右側の電球(または配線?)の不調で点灯しないことがある」

・・・といった理由で、試してみることにしました!


説明が長くてすみませんっ!


今回は自腹で、職場を通さず手に入れた「安物LEDヘッドライト球」です(笑)


どんなものでも、安物は安物なりの理由があります。


LEDヘッドライトは、「省電力」「超寿命」「本体が小型」という長所があります。


短所は、「熱量が大きい」「光が直線的なので、反射板を上手く使わないと照らす範囲が狭い」というところです。


そこで、最初から車両と合わせて設計して、ヘッドライトの小型化や熱を上手く逃がす形状を実現します。


でも、後付けだとそうは行きません。


「光が直線的で見えにくい」、「熱を逃がすために、ヘッドライトの後ろに放熱の部品を取り付ける」仕組みになっています。


そのため、「左右が見えない」「ヘッドライトの後ろに取り付けるスペースが無い」といった問題が出てきます。


今回用意した安物は、取り付けを簡単にするため、あえて純正程度の明るさしか出さない設計のようです。


そのため、簡単に取り付けできます。


下を見てもらうと、放熱のフィン(切れ込みが入った部分)があり、ここで熱を逃がしています。


ということは、「下半分は照らさない(!!)」ということですね。


見えないところが最初からあるわけなので、一般的にはおすすめできません。


今回は2灯あるうちの1灯なので、試してみることにしたんです。


また、照らす範囲とは別に、安物LEDには問題も考えられます。


安物だけに、車体の他の電装系に悪影響があるかも・・・


そのため、今回は人柱ですね~


とりあえず、乗って試してみたいと思いますので、機会をみて報告しますね


今日はこんなところで!