気に入った作者の本を立て続けに読むことがありませんか?
シリーズ物があると、早く続きを読みたくなる、おんせん県大分の竹田市在住、バイク屋店員の上島です。
先日、「金田一耕助シリーズ」で有名な「横溝正史」の本を読んでいることを書きました。
そこでは、これから「夜歩く」を読もうと思います、と書いたのですが、その直後に見つけた本があります。

それは、「ディクスン・カー」の「夜歩く」です。
東京創元社の「創元推理文庫」で、昭和52年の版、280円ですが、確か大学生の頃に古本で買っていた本です。
読まずに本の中に埋もれていたのを、たまたま見つけたんですね。

かなり痛んでいますが、読むには支障はなく、楽しむことができました。
探偵小説(現代は推理小説と呼んでいますね)なので内容については差し控えますが、描写や表現が面白く、「読ませる作風」だと感じました。
ディクスン・カーの作品は、日本での知名度は特別高くはないと思います。
私が名前を知ったのも、横溝正史が「カーはストーリーテラーだ」と話していて強く影響を受けた、と書いていたことから知りました。
翻訳物は、作品の評価が訳に強く影響すると思いますが、大変読みやすい作品でした。
ヴァン・ダインやエラリー・クイーンなども読んでみたくなりました!
しかし探偵物は、内容を紹介しづらいのでどう書いて良いのか考えてますね(笑)
ではでは、今日もお読み頂きましてありがとうございました!