エクスマセミナーでの気づきと「毒」について考えてみました! | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

先日往復6時間クルマを運転して、イスに5時間座っていたのに腰の調子が良いのは、四股踏みと柔軟運動ををしていたからではないかと思っています。


とはいえ、回復の遅さに年齢を実感している、大分県竹田市在住のバイク屋営業のうえしまです。


さて、この前福岡まで行って勉強していて、いろいろと考えながら聞いていました。


その中で、私が印象深かったことをまとめてみます。


まずはエクスマの創始者藤村正宏先生の話で、会場にいた誰もが納得した話です。



キーワードは「毒」。


ビレッジヴァンガードが経営的に苦しんでいる」のは、株式上場するなど肥大した末に、「毒を失ったから」だ。


大型店、既存店がマネ出来ない、社員が面白がってやっていたのに、大型店のテナントに入れば今までのようには出来ない・・・


現在は「優等生が無理して不良の格好をしているので、お客に見抜かれている」。


バイクの世界だと、カスタムバイクで大流行したとき、メーカーが最初からカスタムしたようなデザインで発売したことを思い出しました。


結果はどれもこれも大失敗でしたよ。
  

優等生が着替えて出直してきたような感じですね。


「毒」が抜けて、あたりさわりがないので魅力を失った・・・


結果からするとそうなのでしょうね。



そして、「北米、日本」の顧客意識は「無関心化」している、ということ。


情報が多すぎて、「もうどれを買ったって対して差がないんでしょ」という状態です。


お店は昔より元気がなくて、お客さんも「これが欲しい!」と強く思うものがない。


だったら、壊れなければいい。
安ければいい。


そうなりますよね。



ではどうすれば仕事をしていけるのか?


その実例として、勝村大輔さんが実践してきたことを話してくれました。


コンビニより多い美容室を経営されているので、「選んでもらう」ために何が必要か?を考えて行動された結果、「ファンとサポーター」の関係を重視されています。



サッカーでは応援して、さらに支援してくれる人たちを「サポーター」と呼びます。


サッカーでは、ファンは応援してくれますが、状況が変われば離れていくかもしれない人たちで、サポーターは熱狂的な応援に加えて、深い支援をしてくれる人だと区別しています。


用語の使い方ではありますが、「にわかファン」と「この道何十年の筋金入り」では違う事はわかって頂けるはずです。



一時的に利益をもたらしてくれても、ちょっとしたきっかけで離れてしまう人。


その人からの利益は少額でも、長い時間をかけて気が許せる関係で、人柄の良い人達を紹介してくれて、気がついたらお店にとって利益でも繋がりでも、大切な人。


後者をサポーターと考えたら、きっと少ない人数でしょうが、そんな大切な人達との関係が絶対に必要!


そのために、勝村さんの場合は「サッカー馬鹿」という呼び方で自分がサッカー好きなことを打ち出して、仲間を広げたという素晴らしい実例でした。


バイク屋の数は年々減っていて、お客さんも少ないとはいえ、美容室に比べれば・・・


お客さんが来ないのではなく、来てもらえるような発信が足りないのでは。


話は面白く聞かせてもらいながら、自分の仕事に不足していることをいくつも気づかせて頂きました。


話は戻りますが、藤村先生の話で出てきた「毒」とは、「個性」と言い換えられるかもしれません。


そんな耳障りの良いものではないかもしれません。


喩えはどうかと思いますが、「フグの毒」のことを思い出していたんです。


フグはちゃんと調理しないと、美味しいけど大変な毒がある。


この痺れるところが旨いんだよ」なんて食べていると、死んじゃうこともあります。


死んじゃいけませんが、痺れるからといってフグの代わりに、違う似たものを並べても、納得してもらえませんよね!


ビレッジヴァンガードはそんな状態なんでしょう。


さて、話が長くなったので、続きは改めて書きます!


この後の話も、本当に良かった!


あっ!難しい話を聞いていたように思う方がいるかもしれませんが、セミナーの間は笑いっぱなしでしたよ!


写真どんどん撮って拡散してね!というセミナーですから~


ではでは、お読み頂いた方がいらっしゃったら、本当にありがとうございました!