今日は「取扱い説明書」の話です。
バイク屋に勤めていると、新車、中古のバイクを購入頂いて納車する機会がたくさんあります。
新車の場合は必ず「取扱い説明書」がついてきます。
家電製品を量販店で購入したら、かなりの高額商品でも自分で唸りながら使い方を調べます。
でもバイクでは危険を伴う乗り物なので、当然取扱いの説明をします。

こちらはヤマハ「SR400」の取扱い説明書です。
最近のヤマハはこんな表紙のデザインですね。

ここ最近のバイクの一部は「マルチファンクションメーター」というデジタル液晶の「多機能メーター」が装備されているものがあります。
使い方に慣れが必要で、口頭でお伝えするだけでは難しいこともありますので、説明書は欠かせません。
紛失したり、中古車で購入時に説明書が無かった場合は、注文して取り寄せできる場合もあります。
必要な方はバイク屋さんに問い合わせしてみてくださいね!

さて、新車を購入したら「ならし運転」をしてくださいと言われた人も多いでしょうね。
取扱い説明書にも、ならし運転の項目も設けていますよ。
上の写真のSR400では、「初回1,000キロまたは1ヶ月まではならし運転をして、その間はエンジンを4,000回転以下で走ってね!」と書いてあります。
ならし運転にはいろいろ考え方や方法がありますが、オススメをしています。
さて気になるのが、エンジンの回転数について書いてあること。
タコメーター(エンジン回転計)のない車種もあるんですよね・・・・

では、高性能オフロード車WR250Rでは、ならし運転についてどう書いているのでしょうか?
「初回1ヶ月または1,000キロまではならし運転を行って下さい。
また、不要な空ぶかし、急加速、急減速はしないで下さい」
・・・それだけ!?
そうなんです!
それだけしか書いていないんです!
だって、タコメーターがないから回転数がわかりませんものね~
ということで、話がまとまらなくなってきましたが、取扱い説明書をみてみると意外な発見があります(笑)
クルマもバイクも、面倒に感じても一通り説明書は読んで見てくださいね!
ではでは、今日もお読み頂きありがとうございました!