こんにちは。星花です。
間が空いてしまいましたが、性別違和のまとめ。
今度は小学生の頃の事です。
小学校に入る時、ランドセルを買ってもらうわけですが、私の時代は赤、黒の2色だけでした。
そして、選ぶ事もなく新しいランドセルがうちに届いたんですね。
幼稚園の頃、もう男の子のふりをする事には慣れてましたし、ランドセルや小学校に行く事それ自体は嬉しくてワクワクしていました。
なので、色がどうと言う事はなく、素直に喜んでいたのです。
(そもそも、赤色がある事を知らなかったと言う説も…。)
ともかく、はじめのうちはワクワクしながら通っていましたね。
でも、すぐに変だなと思う事が起こります。
トイレが恥ずかしいんですね。
幼稚園と作りは変わらなかったはずなのですが、人に見られるという意識が強くなってきたのかもしれません。
一年の頃のトイレは男女一緒になっていました。
そして、一番端は入り口の扉に隠れてする事ができるので、私の定位置になっていました。
すると、何度か声をかけられるんですね。
「お前、なんでいつもそこでするんか?」
「え?」(覗き込まないでよ…)
「恥ずかしいんか?」
その頃、平気だった事と、無理だった事は以下の通りです。
【平気だった事】
・身体測定で上半身裸になる事。はじめのうちは男女共に同じ格好でしたので。
・プールの授業の時の着替え。タオルで作ったスカートで履き替えるので、大丈夫でした。唯一堂々とスカートを履ける時でした(笑)
・一人称が僕。男子だと言われる事。
【嫌だった事】
・トイレ。とにかく毎回嫌でした。個室が欲しかった。誰かが入ってきたら、もう逃げ出したかった。
・外で遊ぶ事。男子の遊びはだんだん激しくなりついていけなくなりました。ドッジボールとか無理でした(泣)
・折り紙をしてると、男のくせにと言われる事。
・泣いたら、男が泣いたらダメと言われる事。まあ、女子も呆れるほど泣き虫でしたが(汗)
・一人称が「俺」の人が怖かった。
詳しく書き出すとキリがないので、端折っていますが、5年生になると、女子の方が先に大きくなりますね。私はそこで初めて、自分はあっちじゃないんだなという事を実感しました。
そこから強い違和感を覚え始める中学、高校時代に突入するわけです。
(続く)