メダル数だけ見れば、日本は頑張ったと言えるかもしれない。
でも、その内訳は
スケートボードに見られるように、
新しくできた競技の躍進が顕著で、
大会前、注目された選手が失速した。
体操:内村航平
バトミントン:桃田賢斗、女子ペア
テニス:大阪なおみ など
これはよくも悪くも、国を背負っていた選手が
振るわず、全く名も知らなかった選手たちが
プレッシャーを感じず、躍動した結果なのではないか。
数多くメダルを奪った柔道にしても、
国別団体戦では銀メダルだったのは意外だった。
それに、海外の選手にはコロナによる
行動制限など、過酷すぎる
条件だったことも大きく作用したと思う。
だから、僕の評価は75点
最後に、アスリートの競技者としての評価は75点だが、
このオリンピックはさまざまな犠牲が伴っていた。
だから、いまコロナに苦しんでいる人、
そして、オリンピックは見ないようにしていた
ともいう医療関係者に
「本当に申し訳ない
でも、これだけはやらしてください」
というアスリートからの
メッセージが欲しかったと思う。
僕はこのオリンピックの評価を2つに分けた。
①競技としてもオリンピック
②組織体制としてのオリンピック
①は前述したとおり75点
②については今にところ25点である。
いろんな問題があるすぎて書けないくらいだ。
でも、本当の評価が出るのは終わってから、
そしてパラリンピックが終わってからだろう。
本当にコロナに関係していないのか?
大きく膨らんでしまった予算の処理は?
日本のメダルが単なる一過性のカンフル剤では
なかったか?目眩しになっていないか?
など
検証することは多い。