アメフトの加害者とされる日大選手の会見を見ました。
はじめ、この問題にはあまり興味はなかったのですが、
たまたま見たという感じだったのですが。
でも、みているうちに、これは日本の現状を表しているなと
思い出しました。
本人は自分の意見は交えず、極力事実だけを述べていました。
そして、監督コーチについては、それは自分がいうべきではない
と言っていました。
ただ言えることは、その理不尽ともいえる言葉に従ってしまった
自分の弱さだ。いまはこのままではいけないと思った。
この会見は謝罪の第一歩だ。
自分の人生に悔いを残さないためにも話さなければならない。
この事件は日本にはびこっているパワハラそのものだと思いました。
ひるがえって、
日本の最高権力者たちの無残な姿をも思い返してしまいました。
一生、ウソをつき続けるつもりなのか?
この学生の真摯な反省の言葉に、まだ日本は捨てたもんじゃないと
思うとともに、
佐川氏や柳瀬氏も是非見てほしいと思いました。
この会見を見て思い出したのはドフトエスキーの小説だ。
確かカラマゾフの兄弟だと思うが、
今は誰からも尊敬されている市長の告白だ。
若い頃、私は人を殺したことがあるのだ、と。
いつもそれは自分の心に突き刺さっているのだ、と。
そう言って、罪を追っていった。そんな小説だった。
ぼくもそんなに大きいことではないが、
自分の良心と戦う時が何回かあった。
そんな時は、ドフトエスキーのこの一節を思い出し、
長い目で見たとき、どうなのかを問うようにしている。
そして永遠から見たときに従いたいと思っている。