オバマさんは、イラン・キューバ・ベトナムと仇敵とされていた国と和解の道を切り開いた。
そして、広島へ。
そのオバマ政権ですらはじめの4年間は既得権の壁に阻まれ、物事をスムーズには運べなかった。学生時代から志向していた平和主義の具現化ができるようになったのは、終わりの数年にすぎない。そして、いろんな議論や不満はあったものの広島でのメッセージ。
それは学生時代からの個人的な思いがあふれた僕にとっては格調の高いものだった。そして、原爆の被災者の人との握手と抱擁には僕を熱くさせてくれた。いま、何が正しいのか、わからないような混迷した世の中で、久しぶりに純粋が感動があった。
それに比べ、アベさんの陳腐さはなんだと思う。
同盟国アメリカとの親密性しか言えなかった。ただ、被爆国として非核を貫いていくといった言葉は本当なんだろうね。
和解の証として、今度はパールハーバーへ追悼の旅を行うのが正しい姿勢だと思うがどんなんだろう。
そして、わけのわからない「リーマンショック前」
ほんとうに世界にはずかしいと感じたのは僕だけではないだろう。