環境戦略の第2弾である。


エネルギー問題をどうするのか、という根本問題である。

こんご、日本はどうやってエネルギーを得てゆくのか?


       

          日本の発電割合(2005年)

      a9_p1[1]


<現在のエネルギー構成比と概略>

①石炭・石油・・・・・・・・・・・・37%

 →化石燃料といわれる分野。その埋蔵量には限界があり、さらに日本は中東からの輸入に頼っている。

(それにしても、石油より石炭のほうが圧倒的に多いことをはじめて知った。石炭はCO2排出量が極めて多いとされている)

②原子力発電・・・・・・・・・・・31%

→政府レベルでは推進。市民レベルでは停止とはっきり分かれている。あとで、論評したい。

③天然ガス・・・・・・・・・・・・・25%

→日本にも埋葬しているとされているエネルギー。ただ、採掘技術が確立されていないため、現在は未利用資源とされている。LNGタンカーなどで中東や東南アジアから輸入されている。

④水力発電・・・・・・・・・・・・・ 8%

→現在は原子力の補完的電力となっているが、本来はそのエネルギー能力は高いとされている。とくに最近はリスクの少ない小型の水力発電所が注目されている。

⑤自然エネルギー・・・・・・・・ 1%

→太陽光、地熱、風力発電、小型水力、バイオエタノールなど非常に多彩な方法があるが、その絶対量が少ないとされている。


<エネルギー対策の方向性>2050年を想定

○温暖化の元凶といわれる化石燃料は極力使わないことが大前提。


①エネルギー自給率のアップ(20%→50%以上ニ)

対外依存していると、いつまでたっても、供給および価格面での自立ができない。

食もそうだが、自らのエネルギーは自ら作ることが基本である。日本は資源がないから、輸入しなくてはダメだ         

というのは幻想ではないか。もしくは、いままでは価格面で輸入のほうが安かったから、そう思い込まされてい    

るだけなのだ(大胆にいってしまおう)。

自給できるエネルギーとしては天然ガス、自然エネルギーがある。

原子力の場合、プルトニウムなどの資源は輸入に頼らねばならない。


・天然ガスは開発に手をつけていないエネルギーである。関東地方だけでも4000億立法メートル以上あるとされ  ているのに、なぜ、開発しようとしないのか?・自然エネルギーにはいろいろある。それぞれの地域特性にあった「人間の制御可能なエネルギー」として、開発すべきである。 

以上の2つは資源から装置~供給まで自前でできるというアドバンテージがある。当面、このふたつに開発費をシフトする。


②原子力の新規開発はしない。

 

政府レベルでは原子力に頼ろうとしてようだ。米国は30基以上の新規計画推進中。中国・インドというエネルギー消費国では原発の依存度を高める以降のようだ。だが、投資会社は政府の100%保証しなければ、貸さないといっている。中国・インドも核開発の視点からも許されないのではないか。

一方、市民レベルではドイツの若者の世論調査では75%が原発は大きなリスクがあると考えている。(06年)

原発は安全性の問題もそうだが、安心感の点で不信感がいっぱいである。核廃棄物など何万年以上も保管しなければならないず、もし、それが地上にもれたら破壊的なことになる。

人間は間違いを侵すことを前提に指向しなければならない。


③地方分権化の要素としてのエネルギー戦略を見据える


英国では2020年までに、海上風力発電を現在の50キロワットから全世帯の電力に相当する2000キロワットに拡

大する計画であるという。ドイツでも自然エネルギーなど再生エネルギーの割合は20年に16%、50年には50%

になるとの展望を発表している。それらは、雇用も、経済効果も地方分権化にもなっているという。

道州制などの地域活性化策としても食の地産地消のともに、大きな切り札になりうるのだと思う。



○2050年のエネルギー構成比は以下のように計画する


                      05年   20年   50年

1.化石燃料      ①石油    11    11    8

              ②石炭    26    13    7 (計15%)

2.天然ガス      ③自前     0     10   25

              ④輸入    24    25    20(計45%)

3.水力         ⑤水力     8    →8    8

4.自然エネルギー  ⑥諸々     1     5    40

5.原子力        ⑦       31    15    0


○エネルギー自給率65%。

 (分権化された自然エネルギーと、自前の天然エネルギーが主体となる)

○化石燃料に比率、半分以下に。

  (37%→15%にする。CO2排出量も計算上は50%以下になっている)



どうだ!こんなところで。

とりあえず、いいたいことの半分くらいはいえたかな。

あ~ぁ、疲れた~~。