続きになります
まず、娘は大丈夫です
でも、日常生活がやや不便
着れる服が限られる
袖口の伸縮がかなりあるのでないと着れない
よりによって、NZは真冬
お風呂は暫くはいれず
シャワーのみ
なんだけど
いちいちCastをプラスチックのバックでくるみ
髪の毛洗うのも、顔を洗うのも
ワタシ
今まで好きな時間に勝手にシャワーしていたのが
ワタシがやらないとなんで
マサカ
テイーンになった娘が真っ裸の状態のお世話すると思ってなかった
痛いとかないけど
不便
ケガをした翌日はAnnieちゃんのVetで
質問してみた Twiggyのことを
DressageはStifnessなんだけど、CXはClreadできるのは何故か
Vetは
あ~~~~~
Eventingの高齢馬あるあるだね
って
ずーっとEventingをしてきている馬は
CXになるとアドレナリンが急上昇するから
いい走りをしてくれ
Dressageはよぼよぼの高齢馬
でも、アドレナリンが急上昇していない時が平常状態なので
Animal Welfareからするとよくないよね
そこで、
実はあそこのRiding School の馬で
Dressage ぼろぼろ、 CX Clread、Time Faultなし
Show JumpingでFall Over しちゃったんですよね
って話したワタシ
VET
あそこかーーーー
常に競技していて、相当数の馬なんだけど
どのVETもあそこの馬を診たって話を聞かないから
ミステリーなんだよね
AnnieちゃんのVETの後
ライデングスクールのHeadに電話
馬でのケガになれすぎてて
麻痺してる
あんまり心配してる様子もなく
ワタシが
昨日Castをつけたので、1週間後にチェックアップして
ファイバーで覆って3週間、4週間はCastなので
4週間っていったらシーズン終わるので
もーEventing無理ですね
でも、このHead
’医者はそ~言うのよ
Head, Back, Legは医師の指示に従ったほうがいいけど
手、指は痛みがなくなったらOK
ワタシは、1週間後のチェックアップの時
痛みがなかったら、Cast とっちゃってるわー
痛みさえなければ、手、指の骨折は大丈夫よー
(折れてても、痛みがなければOKなの YOU)
1週間後 考えましょう
って
ニッポン人のワタシからすると
あたまがおかしい
落馬しすぎて脳のどっかがおかしいのか
はたまた
キウイって、アメリカ人より謝らない
SORRYを言わないというか
言えない人種なので
自分サイドには非が0.1%もないってことを表したくての
この会話なのか
ワタシの頭の中は
娘にこのことを話したら
はーーーーーー
あの人はただの馬バカで
齢だし、残りの人生馬でしかないから
それでいいんだろうけど
ワタシの人生は先のほうがまだ長く
馬だけの人生を送るわけではないので
Cast 4週間つけるよ
娘はコレを友だちに話
友達は大人でcoachをしている人に話したら
狂ってる、自分がそーであっても
子供にそんなことを推奨するべきではない
そして、Headとワタシが話しをした時
Twiggyはどう
と、聞いた
昨日、(落馬直後)戻って来たときは
SoreでHip Bluesがあったけど
トラックにも歩いて乗ったし大丈夫
娘が戻って来る頃には良くなっているから大丈夫よ
あんた、まだ娘をTwiggyに乗せる気でいるんだー
びっくり
Twiggyに乗るなら
即105cmから戻れるけど
他の馬なら新しいコンビだから80cmからになる
コンビがマッチするか、どうか
わからないから、馬の名前は言えない
はーーーーー
馬の名前は言えないじゃなくてさー
みんな気がついているけど
競技できる馬全部ライダーがいて
いないからじゃない
オーナー(ケガで全身不随になってしまった)は
Young Horsesの育成にも熱心に取り組んでいた方なので
ライデングスクールでライダーの数が多くても
高齢馬がリタイヤするのは当たり前のことで
若い馬を競技レベルにもっていく育成をしていたんだけど
今のHead(オーナーの義娘)は
Young Horse の育成が嫌い
ついでにビギナーを教えるのも嫌い
だから丁稚奉公的なテイーンライダーがそれを請け負っている
100頭以上所有していても
丁稚奉公しているテイーンは実情を熟知しているので
競技できる馬いないよねって
そもそも
いやー4週間したら、メインシーズン終わっているから
意味ないですよねー
って言ったら
”I'm not happy if she does not back to ride'
意味不明
勿論、馬には乗りますよ
アンタに言われるまでもなく
自馬もちですから
この強気というか
あたまの悪さに驚くけど
キウイっぽくて あるある
10月はじめになんちゃらTrophyという
各PONY CLUB 対抗の大きなEventingの競技会があり
Tim Price, Joelle Priceもこの道を辿っていて
スポンサーでもある競技会
個々のライダーがシーズン中に頑張るのは
この競技会の参加メンバーに選ばれるため
ものすごーく有名な競技会で憧れる競技会ではあるけど
NZの南島限定
日本でいうとこの
地域限定のみ、地元内では有名で憧れたりする
ジモテイ以外は知らないお祭りみたいな感じ
コレに参加しても
アメリカの大学進学のアプリケーションには
使えないのよねー
なんのタイトルもつかないし、公認でもNationalでもない
ただのお祭りだから
でも、とにかく
このなんちゃらTrophyにかけているの
結果を持っていなければ、選考にも入らない
すでにOUT OF Trophy 決定だし
と、ワタシが言えば
Trophyの1週間前に骨折するよりずっとまし
驚きの発想
選考は公式には8月だけど
実際はギリギリまで
決まっていても直前にケガしていけなくなる馬
体調不良で行けなくなるライダー
不幸が直前よりましって
諦める必要はない って
イヤ、そもそもあんたのとこへ戻るとか一言も言ってない
その翌日
落馬した競技会を開催したPONY CLUBのOrganizerだかSafety担当者から
電話が来た
NZでは自馬で競技するのが一般的なので
ライダーのケガと馬のケガがどうだったのか
治療等の確認電話
娘のことはわかるから伝え
馬、Twiggyのことは
やっぱり、他のライダーが目撃していたとおり
’Vet Check と血液検査の指示したのですが、その結果は知ってますか’
キター
自馬でなく、あそこのライデイングスクールの馬なので
わかりません
が
やったという話は聞いてません
’SPCA案件なんですけど、ちょっとお話聞かせてくれませんか’
と
SPCAとはアメリカのHuman Societyみたいなもので
Royal New Zealand Society for the Prevention of Cruelty to Animals Incorporated
動物保護団体
結構な権限を持っている
大抵は、まず来て、改善を促し、再訪とか
飼育状況が酷すぎるといきなりとりあげられることもある
ライデイングスクールを運営しているのに
SPCAがやってくるってことは
大恥
そこへ通報すべしって話がでているので
聴取電話だったのです
この話、まだ続きますが
辛い話になるので、苦手な方は次回はスキップしてください