このブログ載せて良いのか
どうか
迷い、迷ってますが
ワタシと娘が直面した
畜産国の現実とかを
Eventing 1の後
Judge シートの各項目にStiffnessの指摘を受け
コレなら
馬変えてくれるよね
と、Riding School のHead (Ownerの義娘)にお伺いをたてた
けれど
Headは Twiggy Is Fine と言い
娘があの馬はどうでしょうか この馬はどうでしょうか
と、伺えば
He is busy,,,, He is too strong for you
とか
そもそも
BUSY
と、言うのは
他の子がお伺いを立てた時も同じBUSYを言われ
要はBUSY= NOということ
娘はまさかの返事に
ポロっと涙を流し、Twiggyに乗るしかないってことだよね
この辺は
自馬でないと、逆らえない力関係
翌週のEventingで
勿論、Dressageはボロボロ
Stiffnessだから
One Day Event (ODE)は一日で300頭以上の
Dreesage,Show Jumping, CXを終わらせるので
順番は色々
通常はDressage,Show Jumping, CXのところ
Show Jupingは低いHightからだったので
Dressageの後、すぐCXとなった娘
Water Jumpは水濠ではなく、一般の川を使用し
なかなかなCourseだったけど
Twiggy Cleared
最後のShow Jumping
ダブルのセカンド ジャンプで
TwiggyがFall Over
馬が倒れ込めば、当然娘は落馬
アンビュランスの人が来て、娘を診た
顎の裏が腫れて赤い大きな擦り傷と
右手が痛いと
人間も大きな衝撃直後はアドレナリンが出ているので
あんまりだったけれど
どんどん腫れ上がっていくので
アンビュランスの勧め通り
ワタシが運転して娘を救急の病院へ
NZの医療ってホントに貧しくて
待っている間に死ぬってのはよくある話で
受付して
待っている間にも
スタッフが
’診れるキャパを超えていて、今日中の診れない数になっています
明日来れる方は明日来てください’
勿論、具合が悪い、怪我したから
日曜日にきてるんだから
帰る人なんていない
帰れる元気があれば、来てないってば
娘は
問診したナースから
(明日きてくださいのアナウンスの後)
時間かかるけど、アナタは今日、待って診てもらったほうが良いわ
って言われ
レントゲンまでに1時間
この段階で隣の女性は3時間以上待っていると言ってた
医師の診察までにさらに1時間
ハイ 骨折
想定内
だって、手の甲の腫れの酷さったら
右手の甲の真ん中の骨がきれいにポキっと
見た目はもっと数本折れているかと思ったくらい
えっ1本だけ
骨って一本折れるだけでもすんごい腫れるんですよー
医師は専門医に相談してくると言って
戻ってきたら
専門医がEmergencyにいるから
公立病院へ行って
公立病院とは
最も待ち時間が長く、
待っている間に人が死ぬで有名な病院
’また待つんですか’
が、ワタシの第一声
診療内容より待ち時間が一番の関心事
’連絡してあるから、いわゆる普通のEmergencyほどではない
と、思うけど
夕飯食べてなかったら、夕飯食べてから行って’
それって、長期戦って言ってるよね
この病院に来たのが夕方5時で
この段階で8時
そのまま公立病院へ行き
待っても、待っても
誰も来ないので
’あのー、どのくらい時間かかります
一回家に帰って、必要なものをとりに行ってもいいです’
前の私立病院は家から3分、公立病院は10分
(ホントは猫にご飯をあげたかった)
ナース
’もうすぐだから、帰らないで’
笑気ガスしながら、Cast(ギプス)をつけるにも
手の甲なんだけど
全指、手から肘までのCastで
もーちょっと短くとかできないの
って、聞くも
コレしかないの
公立病院を出たのが午前1時
8時間かかる救急って
でも、周りから8時間なんてすご~い
ワタシの知り合いは先週バイクで複雑骨折したのに
15時間かかってたわー
とか
医療がPoor過ぎNZ
待ち時間が長いというよりは
待ち時間がほとんど
トーゼン 娘は今どきのテイーン
すでに色々情報が入っていて
娘も手が痛いのに、心配していたTwiggy
そんなこと、あの一瞬でできるんだー
と思った
TwiggyがFall Overすると気がついた瞬間に
Twiggyが左側にいくから、自分は右側に向かって落ちた
自分も立ち上がるまでに時間がかかったけど
普通、馬はもっと早く立ち上がるのに
自分が立ち上がってもTwiggyはまだそのままで
Riding Schoolの人が寄ってきて立ち上げたくらい
あんなになってもAnnieくらいの年齢だったら早く立ち上がれる
けど、高齢馬を競技させたから
ワタシが競技会場で娘と救急にいて、トラックへ戻った時
アレよアレよと
Rugを掛けられていたTwiggy
雨だったから、寒い
と、ド素人のワタシ
確かになんか雰囲気変とは思ったけど
ケガをしてるか確認するより前に
ケガをしてた場合、周りからしられなように隠した
なにそれ
ライデイングスクールの面々は結局
自馬じゃないし、馬に乗れなくなるのが怖いから表だっては言えないけど
自馬で同じPony Clubのママは
’アンタ、なにやっているの、競技につれてくるべきじゃない馬よ’
ってHeadに怒鳴っていたとか
裏では
Adult Riders, coach、Senior Riderも
コレ、訴えられる案件
とかとか
だって
周り中も反対、娘もワタシも馬変えてって言っていたのに
Headだけが
”Twiggy Is Fine”
で押し通したから
キウイはキウイサイドだからケガしたのがアジア人の場合
思っても飲み込むんだろーなーと思ってたから
かなりびっくり
でも
コレも世の中であるある
代が変わると、悪くなる
Adult Riders, Senior Riders, coach
皆、Owner(馬の事故でほぼ全身不随になってしまった)の教え子で
Ownerが生きている間は忠誠 やめないけど
今のHead(Ownerの息子の嫁)を良く思っていない人が多いよう
思い起こせば
娘が10歳の時、小さいRiding Schoolで大怪我した時
小さいSchoolなのに
親も協力して馬を連れて帰り
coachは一緒に病院へ来て、ずっと付き添ってくれてて
待っている間に食べ物や飲み物買ってきてくれた
NZの病院あるあるの
待たされ、待たされ
麻酔科医が帰っちゃったから、明日朝一ね
って言われ
coachは深夜に帰宅して、翌朝も病院に来てくれたんだけど
その時もお菓子とか子供が喜びそうなもの持ってきてくれた
しかーし
このHead
付き添うも病院へくるもしないし
どう
のメッセージすら送って来ない
ワタシと娘が病院へ向かってた頃
開催Pony Clubの Safety担当者がトラックにやってきて
Twiggyの状況を確認したとかで
元々だったけど
良好な見た目じゃないし
’Vet に行って、チェックと血液検査をしてください’
ってHeadに言ったら
Headは
’はい、連れていきます’
って、言ったんだけどさー
息するように嘘つく
Riding SchoolにVetが来たことなんてだーれもみたことない
トーゼン ’呼んでないしね’ って
日本や他の国はわかりませんが
NZの馬の保険は
オプションによって掛け金がちがい
同じオプションでも年齢や競技内容によってもかわる
Annieちゃんの場合は
年間で12万くらい
コレって、安い方
理由は年齢が16才以下、16才を超えるとぐーんと掛け金があがり
免責金額もあがる
競技内容がDressageだから
障害、総合となると、同じ年齢でもお高くなる(危険度が増す分)
Riding School の馬は
100頭以上
概ね16才以上でEventing 使用
一頭あたり、年間18万くらい
100頭としても保険の掛け金1800万
保険になんて加入していない
保険に入っていても、人間と違って免責金額が$500(高齢の場合)
とかだから
$500は払わなければならない
なので、VETは呼ばない
ケガや不調は自然治癒力まかせ
自然治癒できなかった馬は
痛みや不調で苦しみまくった後
PUT DOWNするのが
ライデイングスクールのやり方で
自宅で自馬を持っているライダーの場合のPUT DOWNは
VETを呼んで安らかに逝かせる手段をとるけど
こちら
SHOOT
NZ人、アメリカは銃社会でこわ~いって言うけど
ワタシはNZのほうがよっぽど銃社会
畜産、農業国なんで
みーんな銃持ってるし
ファーム系の家に行くと、普通に置いてあって
厳重に管理もされていない
ちびっこに生まれたばかりの子猫を見せている時に
後ろに銃が立てかけてあるのを見たときは
子猫より、そっちで凍ったこともあるワタシ
病院で待っている間に入ってくる情報は
ヤバーイ内容ばかりで
改めて
とっとと撤収するべきだったと
ひたすら後悔したワタシ
そして、この翌日がAnnieちゃんをVETにつれて行く日で
娘のトレーナーに連絡を入れることはいれたけど
’ワタシ、現時刻11時でまだ病院におりまして、、、、、、、
詳細は明日、お話します’
トレーナーが娘がライデイングスクールの馬でEventingをやっているのを
全く持って、よく思っていないことを知っていたし
その理由もわかりすぎていたのに
この結果
こーなるからやめて
ってこと
長くなるので
また次回に