7二飛
ウッ! マッ マズい!!
盤面に酔いしれていた私は
亮介先生の袖飛車を見て
初めて左辺に目をやった
うかつだった
1筋2筋3筋に
馬作ろうが
と金3枚作ろうが10枚作ろうが
そんなの関係無い!
のである
私が右辺でもたついてる間に
別の構想を描かれてしまっていたのだ
4三金は右辺を受けている手ではなく
そう見せかけただけであって
本当の狙いは飛車を「玉袖」に逃がしつつ
舟囲いの最弱点7筋への転換にあったのである
私は少し焦った
嫌な予感が走った
敵の飛車がモロ玉頭に
迫って来ようとしている
舟囲いの最も弱い部分に
襲い掛かって来ようとしている
それでも まだまだ
駒得の差が大きく
この時点では私の方が
まだ圧倒的有利であった
が