担任の先生がかわった 1・2年のときは開田(かいだ)先生 3年になったら開田(ひらきだ)先生 漢字はいっしょだが読み方が違う 同じクラスの生徒にも開田(かいだ)というのがいたから なんか ややこしかった オレの尊敬する経済評論家竹村健一先生みたいに フルブライト留学できるほどの頭があればいいけど まあ 無理だなあ いろいろ本屋とかで調べたけど 留学っていうのは ちょっと無理かあ しかし おやじに ”オレ高専3年で辞めて大学行く ”って言ったとき ”なん ばかんごたっこつば 言いよっとか うちには そぎゃん金はなかぞ!(何バカなことを言ってんだ うちには そんな金はねえぞ!)”って言われたときはショックだった うちには 金ないぞと むかしから聞かされてはいたが やっぱり 本当だったんだって 再確認 再認識 ちょっと へこんだ ちょっとだけね まあ なんとかなるよと思ってた 見通しはなかったけど ところが ある日 本屋で立ち読みしてたら 金なくても大学に行ける方法があるっていうのを知った 新聞配達しながら行く方法 これだ! と思ってすぐ資料取り寄せた いろいろ考えた結果 関西外国語短期大学を受けることにした 新担任になった開田(ひらきだ)先生の奥さんも関西外国語短大 枚方校の卒業生だったので 先生も よし! それでいけ! みたいな 受かったら サンケイ新聞配りながら学校行こう 考えがまとまった