パンプキン・クイーンに栄光あれ
/著:シェイ・アーンショー 訳:笹山裕子
まずはこの記事、こちらの本の感想になってます!
気になる方、読んでみたいと思ってる方は
まず手に取ってみてくださいね!
私は普通に面白かったです!!!!!!!
どうやらこの小説、続編として酷評も
沢山あるようなんですが、
難しいことはわかりません。
創作物というジャンルの上で成り立つものなんだから自分の好きに解釈した上で私は好きだ!面白かったと言いたいです!

眠れる森の美女とマレフィセント、
101匹わんちゃんとクルエラ、
それぞれを1つの作品として見れば
なんだって面白いじゃないですか!
もし気に入らない人は、見なかったことにしたらいいんですよ。解釈違いは大いに結構、どんな作品も好きな人同士、面白かった人達で盛り上がればいいと思う!
今回のパンプキン・クイーンに栄光あれ
サリーのジャックへの愛、
ジャックのサリーへの愛、
ハロウィンタウンの住人らしい表現の数々、
バレンタインタウンの甘い表現の数々。
いいじゃないですか!!!
私は好きです!!!
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの続編として
ジャックとサリーが結婚し、ハネムーン。
行き先はバレンタインタウン!
ジャックと過ごす中でパンプキン・クイーン、自分が女王になったことに対して自分なんかが女王でいいのかと卑屈になるサリー。
そして悩むサリーに訪れる悪夢のような出来事。
それを解決しようとするサリー、その中で知ってしまうサリーの過去についての真実!
サリーは無事この悪夢のような出来事を
解決して愛するジャックを救うことができるか!?
みたいな内容なわけなんですが!
(だいぶ端折りましたすみません)
好きなのはバレンタインタウンに
歯科クリニックの描写があるところですね~!
バレンタインデー=チョコレート
っていう式が出来上がってる脳を持っているので
この街に歯科クリニックは外せないよなぁ
なんて考えてニヤニヤしました。
甘いものに溢れた甘い街なんでしょう!
あと、バレンタインタウンのことをサリーが
ありとあらゆるところに愛がしみこんでいる。
愛から逃れることなどできない。
って表現するんですよ。
そしてその街にいたいと思っちゃうサリー。
とってもかわいいじゃないですか!
ちなみにジャックのサリーに対して
甘々なところもよかったですよ!
よっロマンチック、素敵!
あとサリーの物事に対しての表現の仕方が
つくづく面白くて好きでしたね~。
喉がからからになった時、
まるでスプーンいっぱいの
ほこりを飲み込んだみたいに。
っていう表現とかね!
ハロウィンタウンの住人たち的には
この表現わかる~~~ってなるのかな?
ほこりをスプーンで飲み込むってなんだ?
食事的な?虫のイボとかカエルの息をスープにいれるから、ほこりも調味料的な感じなの??
人間界で子供が花の蜜を吸っちゃうみたいなニュアンスでほこりをすくって食べちゃうこととかあるの?ハロウィンタウン的にはそれで通っちゃうわけだよね?
って考えると面白くてしょうがなかったです
最後にバレンタインタウンの住人のルビーが言ったセリフ。これだけは語らせてください!
「キューピッドをあてにできるのは
バレンタインデーだけ。
あとの364日は手を焼いていますよ。」
これってなんかわかるな~~って思いません?!
恋愛として恋のキューピッドとして機能してくれるのって、バレンタインデーっていう特別な日だからなんですよね!
なんていうのかな~~~!
バレンタインデーだからキューピッドは仕事してるんですよ。それ以外ってもう冷やかしと言われかねなかったり余計なおせっかいになったりしちゃうんですよ。
なんか皮肉~~~って感じで
この表現すごくいいなって考えてました
沢山面白い表現があるので是非皆さん
自分の好きな表現を見つけてみてください!
そしてわたしに教えてください
