皆さんごきげんよう、美茄子よ。
突然なんだけど、「オカマ」って一体全体なんだと思う?
まあ、当然、物理的に「男」よね。
んでもって、「女性」っぽい特徴を醸し出す人よね。
化粧してたり、髪が長かったり、身体的特徴であったり、話し方であったり、考え方であったり。
そう、実際、「あいつオカマだぜ」と思ってる人の心の中では、当事者の「性自認」だとか「性指向」は全く関係ないのよ。
わかる??
※性自認(当事者が自分の性別をどっちだと思ってるか)、性指向(どっちの性別が好きになる対象か)
髪の毛が長ければ「オカマ」
化粧してれば「オカマ」
顔が女性的なら「オカマ」
話し方が女性的なら「オカマ」
一体、何を馬鹿にしようとしているのかしら?
「男」で「女性っぽい」こと。
強くあるべき「男」が、弱弱しい女性的特徴を備えているから。
つまり、女性的特徴を馬鹿にしてるのよ
こういうことをいうと、いやそれは違う!
「男が」女性っぽいから侮蔑されているんだぞ!
そんなこと思ってるわけないだろッ!!!
…っていう反論が来ることもあると思うんだけど、ちゃんと考えて。
逆にね、女性が男性的特徴を持つ場合、男性的特徴を馬鹿にするのではなくて、
「女性のくせに男みたいだ!」と思うわけ。
ボーイッシュな女の子が馬鹿にされることって割合的には少ないんだけど。
むしろ、女性が男性っぽくても馬鹿にされにくい、っていうのも裏付けの一つよ。
基本、男性的な要素が極端に馬鹿にされることって少ないの。
「女」で「男性っぽい」こと。
男勝りな女。
「男みたいであること」が馬鹿にされる部分ではなく、「女性であること」に主点があるのよ。
つまり、「女なのに!」っていう部分、「女性」であることが馬鹿にされてるってわけ。
女性を用いた侮蔑的言葉はたくさんあるのに、男性を用いた言葉がないのも裏付けよ。
「女々しい」
「女の腐ったようなやつ」
そんなに女性って駄目なのかしら???
この短小ッッ!!!!
もし自分が、性的に誰かを批判したくなったとき、これを思い出して。
女性を「女のくせに」と批判する場合、当然女性蔑視よ。
対比となるのは「男性」以外ありえず、「強くあるのはタブー」「男より劣るのに」というのが前提でなければ出てこない言葉。
男性を「男のくせに」と批判する場合も、女性蔑視。
なぜなら、当然対比となるのは「女性」だからよ。
「女みたい」「女より勝っていて当然」っていう思考をしなければ出てこない言葉。
女性蔑視が根幹にあるってことを思い出して。
わたしたちの生きる社会は、ヘテロセクシズム(異性愛主義)が基本になって子供の頃から教育されてるのよね。
一般的な男性、女性の中にはヘテロセクシズムが絶対でないと思ってる人は当然いるの。
そういう人たちも(自分達には関係ないから)空気を吸うようにヘテロセクシズムに支配されてるけど、
男女二元論(性別を二元とするジェンダー規範)、ヘテロセクシズムには、
必ず女性差別と女性蔑視が含まれるってことは覚えておいて。
そして、基本的に男性蔑視なんて存在しないことも。
現代のジェンダー論を展開する時に気付くのだけど、男性優位なのは間違いないわ。
だって、ほとんどが男性目線の考え方に支配されてるもの。
オカマ的特徴を持つものが住みよくなるには、女性差別をなくさなくてはならないってことかな
でも、あたしは女性って強いと思っちゃうのよねwwwwwwwwww
これも多分偏見なんだけどもwwwwwwwwwww
あ、別にあたしはフェミニストでもなんでもないからね
明確な事由をもって考えないご都合主義や、自分勝手な人間が嫌いなだけ。