自分で課題を発見し、その課題を解決していく事ができる人間。
つまるところ、何回も触れてきた問題処理能力があるかどうかこそ、企業に求められている事です。
ただし、最初から滞りなくそんな事が出来る人間はほぼいません。それができるのであれば起業して自分で会社を作るべきです。
その能力は身につけていくべき事ですが、そのために必要なのが『考える機会』です。
私たちがしている家庭教師アルバイトを例にとって考えてみましょう。
家庭教師アルバイトは生徒と先生のマンツーマンで行われます。
塾などと違い、指導の時間を丸々その生徒のために使えます。なので生徒のあらゆる問題に直面し解決することが求められています。
東海圏で家庭教師サービスを展開しているガッツ家庭教師というセンターでは、【コーチングシート】というものを家庭教師の先生に提供しています。
指導教師は担当している生徒の『改善点』と『改善策』をその【コーチングシート】に書きこみます。
先生は毎月生徒が何に悩んでいるかといった課題を見つけます。それに対するアプローチを考えることで
課題発見⇒解決する実行力
これを講師自体も養う事が出来るのです。
家庭教師として指導を考える事は、上述の日経の活用に比べ、生徒への実践をすることによって、生徒への貢献はもちろん、自分自身より多くの学びを得ることができます。