2024年4月14日(日)、ミャクミャクJETによる「大阪・関西万博開幕1年前記念 周遊チャーター」が伊丹発着で催行された。

 これに応募出来るのは伊丹空港周辺在住の親子連れだけであり、私の場合は大阪市民である時点で参加不可。けれども私はミャクミャクJET初便搭乗者でもあることから同機関連行事も見たく、当日は伊丹空港へGO。

 

 当日チャーターは12時星の間・14時出発・16時帰着とのスケジュールと見ており、参加しない私は集合と出発シーンまで見てから帰ろ、という訳で11:30過ぎに北ターミナル1階へ。そこでは早くも通常とは異なるシーンを視認、それは赤いTシャツを着た男性スタッフがエスカレーター下でチャーター掲示を掲げていること。搭乗口は24番とのことで、私の内心は「あちゃ~」。

 この場で案内掲示を撮らせてもらったが、2階保安検査場前でも女性スタッフが同じ装いで案内に当たっていた。Tシャツは大阪・関西万博とJAPAN AIRLINESのコラボでありJ-AIRロゴは無し。

 さて出発便掲示には最下段に「伊丹行き」が出ており、これがミャクミャクチャーターでその便名は4921便、搭乗口はさっき聞いていた24A。・・・そこだと動き出すところを展望デッキから撮られへんのや~!5年前の「ラグビー応援」や「しまじろうこどもの日」は16番やったぞ!とはいえそれらは定期便であったが。

 

 4階星の間前にデジタル掲示があって、受付開始は11:30だった。こちらでも勿論JALスタッフが案内に当たり、私は「ここでクイズ大会をやるのか?」、否それは機内にて。早押し機を客室に用意?と思いきや、iPadを用いて回答していくとのことで、もはや私は感心するほかない。

 私は再度JALスタッフの様子を見に2階へ。ぼちぼち案内も終わろうかという時で、私は関空の話を少々。するとスタッフは私を航空関係者と思い始め!? いやいや私は・・・とtricoアンバサダー名札を示し、会員且つ100%一般旅客あることを強調。そういう所へTシャツJALスタッフが集まって来て、私が4人のスタッフと相対するというシーンが現出。傍から見たらブリーフィングだ。

 男性JALメンバーが折り紙ヒコーキ教室を見に来た私を憶えており、こうして私が一般旅客であることが皆へ明らかになった。

 

 スタッフは星の間の手伝いが終わった後でデッキからミャクミャクJET出発を見送るとのことだが、対して私の思考は「24番から回って来てデッキ前をタキシングしているところは、今日でなくても見られる。イベントフライトらしさは参加者・スタッフの乗降シーン、よってエプロン北側の給油所傍から金網越しに参加者が乗り込むところを捉える」である。

 かくして現場へ下見に行ったが、タラップ車が手前に並んでいてドア下エプロンが見えず。よってここから見る魂胆は没。こうなればTシャツJALメンバーが見送るところに注目!

 4階デッキで待機していたらTシャツJALメンバー数名が来たが、エアバンド受信者はメンバーにはおらず、よってタキシーアウトは目視に頼ることに。

 

 ミャクミャクJETを待ち構えるのは、TシャツJALメンバーのみならず背広着用万博スタッフも。実機を知る私がこちらへの接近を伝える役割を担い、私の視線は北側フィンガーの向こう。お、垂直安定板に赤青の模様、来ました来ましたと周りへ伝えたのは14:03頃だった。

 デッキ前をタキシングするミャクミャクJET、それに向かって手を振る数名のJALメンバー。これをスタッフの後方から見ていた私は、内心密かに「これぞJALイベントフライト」と感動していた。

 

 さて機体は34L南東端へ。スタッフの言では預託手荷物無し、子どもが多数、よって軽量。さすればデッキ前での機体高度は云々と私は言っていたが、走り出してもなかなか上がらないではないか。滑走を長く引っ張ったか、ようやく離陸したがデッキ前ではまだ低く、要は撮影に適した高度であった。

 聞けば飛行時間は1時間半程度。現在14:20過ぎなので15:50頃には戻って来るだろうが、一応私はここまで。待て、帰って来ても何かスタッフの動きを見られるかも、ということでもうしばらく居ることにしたが、チャーター便が飛んでいる間の私は1階で午睡だ。

 

 活動再開。まず到着口掲示を見たら4921便は所定16:00着が15:55着予定となっていた。よって15:45頃にデッキへ上がったが、こんどはスタッフの姿は見当たらず。私はそのままここに居続け252J着陸シーンを撮っていたのだが、時刻は16時過ぎであった。

 参加者はターミナルへ戻ったところで解散、スタッフはオフィスへ戻り、取材スタッフが帰途に着く、そんな予想を立てて私は最後に取材スタッフを見ようと1階で待機。ところがこちらへTシャツを着た参加者が来てこは如何に。2階到着口からそのまま帰ると診ていたのだが。

 4階へ上がると堂島・関空メンバーがおり、私へ「神出鬼没ですね!」。この台詞はまさに私の暗躍を言い表しており・・・いやいや俺は一般が歩ける1~2~4階を行き来しているだけで、制限区域内へ決して入ってはおらんぞ。

 

 到着後参加者は星の間へ一旦戻り、そこに置いていた荷物を取ってから帰宅、そういう流れだった。参加者が帰って行き、スタッフの横でそれを見ていた私はJALメンバーから「社員みたい・・・」。またもや言われてしまった。

 さて1階へ戻って取材スタッフが帰る様を、と少々待ったが誰も出て来ん。経験と直感だけで動けば、こういう空振りも多々ある。加えて今日は私の知るJALファン・trico会員とは誰一人会ってはおらず、趣味活動は終始私単独だった。17:30北ターミナルを退出、活動終了。