さあJALグループ搭乗ゾロ目回、その値は1111。これを自身記念フライトとし、いざJ-AIR出雲行きへ乗らん・・・ということで2023年12月4日(月)に大阪から島根県へ日帰りだ。

 前週11月28日(火)にミャクミャクJET初便御祝儀搭乗で伊丹~出雲を往復したばかりなのだが、今回は旧石見国の江津市が目的地。出雲空港で降機後は空港連絡バスとJR普通列車乗り継ぎで江津駅へ向かうことにし、その途上で記念フライトを迎える訳である。

 

 搭乗するのは伊丹7:10発JL2341便、1階掲示を見たら満席だった。この日の搭乗口は21番で私は6:55に同所を通過、JA217Jへ向かった。CAへ自身の記念搭乗の旨を伝達、148マイルしかない路線ゆえ早目早目に動く。

 7:10にドアが閉まり、7:13プッシュバック、7:16タキシーアウト、向かう先はランウェイ34Lだが7:24では離陸順番待ちに。先任CAが3番目の離陸であることを告げ、その後動き出して7:28離陸。

 

 ベルトサインが7:33に消え、CAは前後ギャレイからバスケットを持ってキャンディサービス。先任CAが私のところへ挨拶に来て、それから前週のミャクミャクJET就航やCRJ公式ラストフライト当日にJA209Jを見送るCAたちの画像を見せたりしたが、これはカートを動かすサービスがあればまず出来なかったであろう。キャンディサービスのみというのは、時には客とCAとのコミュニケーションを増加させるのだ。

 7:52にベルトサインが灯り、213Jは出雲空港へ向けて降下していく。実は午前4時台の時点で出雲空港近辺には濃霧注意報が出ていたのだが、いっぽう当便には条件付き運航云々は付いておらず、霧の心配は無かろう。

 

 さて冒頭で記した通り今回がJALグループ生涯1111回目の搭乗。個人としては記念になる値だが、いっぽうJ-AIRには左程重んじるものではないというのが私の考えである。

 「J-AIR第1111回」はともかく、JAL・HLQ・JEX・JAC・JTA・RAC・J-AIR・JAA・HACの合計ゆえ現在搭乗中のJ-AIRはその一部に過ぎず、J-AIRメンバーの感動も薄かろうと思う。よってさらりと書面伝達に留め、口頭で表すのはパスした。

 そして私がそうしたことでCAとJ-AIRについてのやり取りが生じ、当便搭乗ではこちらのほうが値打ち有りと思っている。

 

 7:58ギアダウン、わ、左側宍道湖上空は低い雲、前から滑走路は見えているのか?ところが右側はクリアな視界で、さてどうなっているのか?と思っていたら左窓外にアスファルトが見え、8:01出雲空港ランウェイ25に着陸。飛行時間は33分、CAアナウンスでは気温は2度。8:03スポットイン。

 おや、私へ1111回の件が記されたメッセージカードが届けられ、このため「J-AIRにてJALグループ第1111回搭乗達成」が私には強く残るものとなった。換言すればCAから私へのJ-AIRアピールでもあり、グループ記念回伝達も当該航空会社には小さくないことかもしれね。

 

 2人のCAに挨拶して降機、そして今回が2023年最終のJ-AIR且つ航空便搭乗。J-AIR搭乗は21回、この値は前年から6回減、それでも20回超。

 かくして2023年のフライトを出雲空港で終えるのだが、では帰阪はどうするのか。それは旅費節約を図って梅田行き高速バス利用である。