2007年から私が通い続けている「関空旅博」。毎年様々な航空会社が出展する見応えのある旅行博覧会で、さて今年2012年5月19~20日の出展航空会社には・・・Peach!

 例年だと何か面白いことがあるかもとJALブースに注目する私だが、今年関空新出現のPeachのブースではどんな展開が!?

 

 期待に胸を膨らませ、初日19日は南海電車で午前9:27に関西空港駅着。だが旅博オープン10:00の30分以上前であり、これはもう「わくわく感」の表れ以外何物でもない。

 準備中のブースの様子を見た後はふらりとエアロプラザへ。まあPeachチェックインの様子を見に行こか~、それから誰か知ってるCAはおらんか~という具合。そんな私が向かう先に立つのは・・・UI師匠!! そして私の後から来るのは「私設・KIX&Peach応援団」のNM団長!! 皆同じ考えで、要は就航前展望ホールPeachイベントで楽しい思いをした者なら「ここへ来ずにはいられない」という訳。

 

 午前10時に各ブースがオープン。Peachでは両日とも写真撮影会と抽選会そしてメルマガ受付で、撮影会では展望ホールで見たのと同じ光景が展開。来場者・スタッフともに楽しそうである。

 初日のここには3月1日の福岡→関西搭乗以来会うCAがおり、NM団長を交えて就航以降の好調な搭乗率についての談義。CEOが当初言っていた以上にビジネス利用が多く、特に福岡・千歳線でそれが顕著であり、それは頻度増加・利便性向上に拠るものか運賃低下に拠るものか。加えて近年では飛んでいなかった時間帯・目的地の関空発着便、それらに利用者が平均8割以上乗っているのは何故?

 この件は翌20日に経理スタッフとも話したが、「もし従来旅行をしなかった層が利用しているとすれば、それは我が国の旅行事情にとって画期的な事」との言葉。

 

 遅れて来たFY先生がインチョン就航翌日の韓国英字新聞を持参、そこに載るPeach記事に本日ブースにいる4人のCAは興味津々だ。19日の乗務終了後にブースへ来たCAにその新聞に載る姿を見せたら、当人は感激模様、それを団長がコピーしに行って当該CAへギブアウェイ。他にも私服または乗務を終えたCAも来ており、例えば私服姿CAもいた。

 MJ巨匠・エアー北海道ファンクラブMT委員が加わり、皆で撮影会場面を眺めるが、タイミングによっては2月25日の展望ホール同様にUI師匠の独壇場と化し、CAに写真がギブアウェイされていく。それに感動するCAの顔を見るのもまた良し。

 2日目も制服CAは4名だが2名は前日から続けて、2名は1日目から入れ替わって来ており、19日とは異なるブースの表情が見られた。

 

 私は他ブースも見て回るが、特にJALではあろうことか私の面が割れていたことが判明。「撮影会に参加して下さい」「え!今年も着るんですか」のやり取りや先月のB787デビュー報告。

 ともあれ一通り見た後は19日も20日もPeachとJALを行ったり来たりで、Peachスタッフへ私が実はJAL多頻度旅客であることも伝えておく。

 

 初日のグッズ抽選会、私の狙いは2等のオリジナルグッズだ。先に2等を当てたMJ巨匠に続いて私も2等、A320モデルを手中に収める。

 そういう初回は穏やかに事が運んだみたいだが、驚いたのは2回目以降の抽選会人気で、初日は30分くらい前から整理券配布の列が出来始め、2日目はさらに早くから。そして回を追うごとに列は長くなり、駅側建物からターミナルビル本館入口まで連なる長蛇の列。ステージ以外で最も大勢の客を集めるのがPeachではないか、というのがUI師匠の言葉。

 この旅博を見る限りに於いて「今やKIXの主役はPeach」との感を強くする。先に記した普段の利用状況、旅博での盛況ぶりと印象度の強さ・・・確かに外航ブースも賑わっていたけれど、客室乗務員が常時何名かいるPeachブースは来客へのアピール度合がまったく異なる。まさに旋風を巻き起こしているかの如し、と記すのは「ひいき」度が大き過ぎるだろうか。

 

 見所は最後まであり、それは17時の1日目終了後の後片付け&スタッフ記念写真。ゲストにゆるキャラ「ちゅーりー」も交えてのスタッフ記念撮影会もあり、私たちはそれにも目を離さない。

 この後私は帰宅するが、航空ミッションが続く者もおり、MJ巨匠は帰宅で羽田へ、MT委員は旅行の続きで羽田へ、UI師匠は明日も関空旅博来場だが宿を福岡に取っており今晩明日でPeach福岡往復。そういう師匠の行程に感嘆の声を上げるPeach CA!

 

 私の2日目・5月20日の関空着は、前日よりテンションを下げて午前10:20頃。また初日よりも距離を空けることし、例えば抽選会にしても行列最後尾を見ていたが、その状況が先述の通り。また濃そうな旅客機趣味者も2日にわたってPeach出展に来場。

 感心したのは不服そうな表情を見せる人がいないことで、それはそういう人しかPeachには来ないから?

 いっぽうPeachの姿勢で感心させられたのがCAの気配りで、初日はCAが私たちのいる所へ言葉を掛けに足を運んだ。

 そして2日目17:00を迎えてPeachにとって初の旅博は終了。CAを含むスタッフがブース後片付け~記念撮影~それから締めのミーティング、それから一堂拍手を以って引き上げていく。これらの流れを見ていた私たちだったが、そこへ最後にCAが歩み寄って挨拶。

 趣味者・利用者への心配りを重んじるのがPeach、私はそう思った。