放任家庭に育って友達も少なかった私の幼少期、何から学びを得たかというと映画や漫画だった気がする。映画の話をすると相当長くなりそうなので、さらっと漫画について。昨今、私が幼少期に観ていた漫画(アニメ)が実写化されて再注目されるというのはとても嬉しいことです。るろうに剣心や幽遊白書はその代表格でしょう。漫画だからってバカにはできない‼幽遊白書なんて名言の宝庫だもん。他に集めていた漫画は、特攻の拓とかHUNTER×HUNTER、NARUTO、今日から俺は、バガボンド、リアル...途中まで岳やナナとかも読んでたかな。今はリアルが数冊あるだけで、他は全部売ってしまった。パッと思い浮かぶ名言は…バガボンドの「どこにも心を留めず見るともなく全体を見る、それがどうやら『見る』ということだ」by沢庵かなぁ。幽遊白書を名言の宝庫と言っておいてバガボンドを持ってくるとこｗ
今日の雑談は名言がテーマです。
１，「自分の人生」が欲しいなら「他人の目」を捨てる
２，「自分らしさ」が欲しいなら「見栄」を捨てる
３，「可能性」が欲しいなら「常識」を捨てる
４，「成長」が欲しいなら「後悔」を捨てる
５，「自信」が欲しいなら「甘え」を捨てる
６，「安心」が欲しいなら「しがらみ」を捨てる
７，「自由」が欲しいなら「嫉妬」を捨てる
どれも名言ですね‼前回の雑談で少し触れましたが、私は「常識」って言葉が嫌いなので、結構うなずいてしまう内容です。
「１，「自分の人生」が欲しいなら「他人の目」を捨てる」
他人の目を捨てるって結構難しいですよね。流石に誰も居ない山の中で生活すれば、そりゃ自分だけの人生にはなるけど。要は「他人からの評価を気にしない」くらいの意味合いでしょうか。社会人であれば何でも評価されて、ランク付けされて、もう何かと比べられてばかりです。それがモチベーションに繋がれば良いけど、結果が伴わずに頑張り続けるというのは結構しんどい。ランニングが趣味ということもあって、私は人生もマイペースを大事にしたいです。ある程度は社会のルールに則って過ごすけど、自分の人生の良し悪しや幸不幸は他人の物差しで決めるものではないですからね。
「２，「自分らしさ」が欲しいなら「見栄」を捨てる」
１，に少し似てるかな。他人の目を気にしちゃうから、背伸びしようとするわけで。私も二十歳くらいの頃は友人の影響でブランド志向が強くて、ブランド物を身に付けることにステータスを感じていた。でも、それは容姿やセンス、それなりのお金があって光るもの。私はただブランドの広告塔として街ブラしてただけで、完全に自己満だったなと。今の普段着はほぼユニクロで地味だけど、ランニングする時は逆にオレンジとか黄色など派手目が多い。見た目で「俺、走ってます‼」くらいの強い主張をしてるし、内心「ここは俺の道だ‼」くらいの強気な部分はあると思う。やっぱり一部勝負の世界だから、走ることに関してはスイッチが切り替わります。趣味は自分が主役だと思って楽しみたい。自分らしさを追求した先にあるものなら、それは見栄ではないんじゃないかな。身の丈に合わないことをするのは良くないと思うけど。
「３，「可能性」が欲しいなら「常識」を捨てる」
社会人になりたての頃は、まだ書類全般で手書きが主流で相当面倒だった。私はデータ集計や書類等のデジタル化を図っていたけど、当時は脳内が化石みたいな上司だったからExcel一つ導入するにも2年以上かかった。人が成長するきっかけというのは、変化を拒まず、新しいモノをどう活かすか考える時だと思う。私は何でも最先端のモノを取り入れるというわけではないけど、一日24時間しかないんだから生活全般で時短できることを考えてしまう。タイパやコスパを考えつつ、自分の人生に少しでもプラスになって幸福度を高められたらニンマリだよね。でも、中には何でも常識に照らし合わせて白黒付けたがる人もいる。私の持論だけど、常識の範囲内で生きるってことは何でも無難な人生で終わってしまう気がする。生きていく上で恥をかかない為の最低限の常識は必要だろうけど、何をやるにも常識ありきだと型にはめ込まれてるようで窮屈だし、時には失敗覚悟の大冒険があって良いと思う。大人になる程、冒険しなくなるよね。「現状維持は後退なり」と言ったのは、新札のモデルとなる渋沢栄一です。常識はとりあえず横に置いておいて、何か新しいことを始めましょう‼私は20年前に独学で少しかじったVBAを改めて勉強しようとテキストを購入しました。自分の人生に役立つことなんて、案外数十年経たないと気付かないものかもしれない。
「４，「成長」が欲しいなら「後悔」を捨てる」
後悔自体が悪いとは思わないけど、ズルズル引きずるのはダメだとは思う。逆に何度同じ失敗をしても全然平気‼という強メンタルな人はある意味痛いｗ その先に大きな成功があるなら偉人になり得るけど、私には真似できない芸当かな。何かをやる上で「行動から入る人」、「準備から入る人」に大別されると思う。私は基本後者です。失敗を恐れず冒険を‼と言っておきながら、私は相当慎重派です。考え過ぎて結局行動に移せないダメパターンを何度も経験したから、今は必要以上に考え過ぎないようにしている。頭の中で解決できることって、基本経験の範疇を越えることはない。そして、思いの外、失敗したことは強いインパクトとして脳裏に焼き付いている。考えよう...考えようとする程、ネガティブな想像力が高まってしまうもの。「適度に考えて、行動に移す」、それを第一歩として行動修正してまた成功に近付ける一歩を踏み出す、というのがポジティブを維持できる行動パターンだと思います。で、できるだけ実践してますw
「５，「自信」が欲しいなら「甘え」を捨てる」
自信を持つというのも容易ではない。感情の浮き沈みがあっての人生だからね。甘えというなら、私は相当自分を甘やかしてきたけど、前向きに生きようと思えるまで立ち直れたことは私の人生にとって大きなプラスだと思う。30代までは「人生の分岐点において、選択を迷ったらより困難な道を選ぶことがその後の人生の成功に繋がる」と自分に言い聞かせて頑張っていた。若さって勢いがあるし、取り返すチャンスもあるから良いよね。でも、オジサンって呼称に違和感がなくなる歳になるとやはり勢いを失うから、その代わりに何かで自分をサポートしないと前には進めなくなる。「自信が欲しい」というのはあくまで目的であって、そこに行き付くまでの手段なしに自信は手に入らない。今自信があるかというと、どうだろう⁉自信って言葉を噛み砕いて「自分を信じている」かどうかであれば、今は自信満々かもしれない。考えようには子供も持たず、社会人として第一線で働いているわけでもない超絶甘えん坊ではあるけど、頑張り方は人それぞれ。私は対人が苦手だから皆ほど上手く頑張れないけど、私はこれが得意、これなら私にもできるという前向きさがあることが、つまりは「自信がある」ということだと思っている。どう立ち回って、自分を活かせばいいかというのは、おそらく生きている間考え続けることでしょう。
「６，「安心」が欲しいなら「しがらみ」を捨てる」
今日まで余計だと思う人はバッサリ切ってきたね。人脈はあった方が生きやすいから、必要以上に関係整理することは勧めないけど、私は他人が近過ぎるとどうも調子が狂ってしまう。自分の気持ちが表に出せなくなったり、相手に合わせようと気疲れして潰れちゃう。寧ろ独りの方が自分に目を向けることができて、自分らしさを発揮できることも多い。私という人間をある程度理解していて、私も気を遣わず済む相手であればストレスなく過ごせるけど、そんな相手は多くない。枕で少し触れた「漫画から学んだ」という部分だけど、これも良し悪しがあって...ハッピーエンドだったり、信じて助け合ってというフィクションの描写に当時影響を受けたと思う。でも、人生はノンフィクションだから、バッドエンドだったり、信じれば裏切られるってことも多い。私は漫画で登場する雑魚キャラ程度の人生しか歩めないんだろうなって幻滅したよね。ずっと自分に自信が持てなくて、対人関係でも自分が我慢すれば雑魚キャラから少しは昇格できるかも⁉って考えたような。今振り返ればそう思う。でも、不要な人間関係は当然災いも持ち込んでくるから、自分にとって重荷だと感じる人とは距離を取りましょう。
「７，「自由」が欲しいなら「嫉妬」を捨てる」
はい、はい、私のことですｗ もう嫉妬の塊だった。30代に入って幼馴染が結婚⇒出産⇒家を建てるという王道人生を次々に歩み出す。でも、私は憧れ先行で結婚したから上手くいかなかった。一応、子供をもうけようと思ったし、今は売ってしまったけど立派な一軒家も建てた。離婚するしかないって分かった時、嫉妬の対象だった幼馴染に電話越しに大泣きして報告したもんw それから数年間はやっぱり嫉妬という呪いに憑りつかれてるような感じだった。コロナ禍で心身ボロボロ、仕事も生きる希望も定まらなくなって...一旦全部リセットして自分に必要なモノを大切にしようと思って今かな。自分独りだけだったから立ち直りも早かったとは思う。当然、大切なモノは多い方が生き甲斐にはなると思うけど、ふとした拍子、途端に人生の重荷になるモノもある。その取捨選択は非常に難しい。私みたいにリセットしても、立ち直れずに抜け殻になるパターンだって全然有り得る。私は助けてくれる人が居たから運が良かっただけ...もう少し生きていいんだ‼と素直に感謝した。今の人生が運命だったとしても、今直ぐ放り投げる理由にはならない。今の人生から目を逸らさず向き合いましょう!!
割と書きやすい内容でしたね。ダラダラ書き足さなくて良さそうで何よりですｗ 人生誰しも一つくらいは人生の名言があるんじゃないでしょうか。私は沢山ありますが「幸せになりたい!!と思った時から幸せは始まっている」は、これからもずっと大切にしたい名言です。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。