落語の枕について「基本的に枕はネタと関係のあるワードなどを適度に盛り込んで作るのが原則となっています」と説明されている。私がブログを書きたいなと思うタイミングは、大抵一つや二つ、枕(雑談)になりそうなネタが思い付いている頃で、どちらかというと冒頭に枕(雑談)を放り込みたいからブログを書いているようなもので。恰好よく「枕」と言っていたけど、それとは程遠い雑談や世間話ですが、これからも思い付いた頃にブログを更新していこうと思います。言いたいことは溜め込まず、吐き出す場所を持っておく。

 

 今回は、今朝開催された春日公園マラソンナイト2024に参加してきたので、さらっと書き残しておこうと思います。イベント概要やコンディション等は以下の通りです。

 

 開催場所:春日公園(路面はタータン、一周1.6km)

 開催日時:2024年7月14日 2時~

 種目:距離、ペース自由

 参加者:15名

 エントリー代:無料

 天候:小雨

 風速:1~2m

 

 最終的に20名近くが参加予定だったようですが、天候を見てキャンセルされた方、ドタキャンされた方も居たようで15名程度での開催となりました。参加費無料の緩いイベントとは言え、開催時間が深夜なので数十人とかは期待していなかったけど、少人数であれ、ヤル気があるランナーさんに刺激をもらえればと思って参加しました。主催された方は6分半で30kmを目標として走られ、最終ランナーが走り終えるまで春日公園には残られるとのことでした。それ以外のエイドの設置や保険加入等はないので、ほぼ自己管理、自己責任でのイベントです。こういうイベントを開催してくれただけでも有難いので、特にエイドが有ろうが無かろうが私は気にしないかな。

 

 私は13日の朝9時から普通に働いて帰宅したのは20時、そこから入浴や簡単な準備をする。布団で仮眠を取ろうと寝たのが23時だけど、普段が1~3時とか遅い時間にしか寝ないのでほとんど眠れず。23時14分にイベント掲示板で本日開催されることを確認して、0時過ぎに自宅を出る。その時は強めの雨脚だったけど、「あ~行きたくないな」とか「走りたくないな」って気持ちは全くなかった。雷警報が出ていたので、最悪中止も覚悟していたけど、それなら別日にぼっちイベントをすればいいかなといたって前向きだった。

 

 夕食を食べてなかったので、自宅近くのコンビニに寄って、梅おにぎり、納豆巻き、カップ麺大盛り(カレー味)を購入。春日公園近くの春日市役所駐車場を目視で確認して、とりあえす近くのコンビニ駐車場で先程購入した食事を摂る。ん~走り出すのが2時過ぎなのに1時間前にカップ麺大盛りはあんまり真似しない方がいいでしょうw 1時20分頃に先ほど確認した駐車場へ入庫、駐車されている車は2台程度だったけど、開催時間が近付くにつれて2台、3台と車が駐車場内に入って来た。

 

 粘り強く走る!という意味で納豆巻きを、ミネラル補給目的で塩煎餅を食べるのがここ数年の大会前の定番になっている。それに効果があるかを問われれば単なるゲン担ぎであって、走る前のルーティンとしておそらくこれからも続けて行くでしょう。今回はペットボトルにストローキャップを取り付けて、ポーチを身に付けることに。補給食は、ペットボトルにソルティライチ、塩分タブレット5個、ウイダーインゼリー1pac、スタート位置のバッグ内に羊羹やカロリーメイトも持ってきていたけど、多分固形物は入らないだろうなと思っていた。

 

 主催者の話口調を聞いていると、前加入していたランニングチームの監督!?によく似ていた。兎に角、余計な情報を放り込んで来るから予定通りスタートができないw シューズ円陣をやって、主催者から気合いの一言‼深夜なのに元気だなぁ。緩くスタートしたけど、5分半で入っても普通に先頭に出てしまって、あれ⁉そんな感じ⁉と内心思いつつ、構わず今日の調子を確認しながら5分前半で1周目を走る。

 

 1周目のペース=今日の心地良いペースなので、それを基準にする。5km毎のラップペースを取るけどラップペースを見なくても、調子が良ければ緩やかにペースが上がるし、当然悪ければ下がる。以前は意識してペースコントロールをしていたけど、最近は今のペースがどうだから少しペースを上げてor落としてなんて面倒なことはしなくなった。走りたいように走る(走らせる)のが一番本来の能力が引き出せる...ような気がする。大会となると周囲のランナーが目に入ってオーバーペースに成りがちだけど、普段から自分はこういう走りが得意、今日の調子なら○km走り切れる等が感覚的に分かるようになると経験で乗り切れるようになる。

 

 2周目に入ったくらいに後続のランナーさんから話し掛けられる。「今日は何km走る予定ですか?」と。私は「とりあえず5分半くらいで30kmを目標にしています」と返答。その後、半周くらいお喋りをしながら走る。フルの大会に参戦した経験がなくて最長距離のハーフも後半歩いて2時間以上掛かったとか、数カ月前からヤル気満々で先月は月間400km走ったとか、フルデビュー戦は私と同じ下関海響マラソンの予定とか。ちょっと先輩風を吹かせてアドバイスしてみたけど、余裕でサブ3.5はいけそうなランナーさんだった。私はペースを変えなかったけど、そのランナーさんはペースを上げて再び単独走へ。

 

 ポケットに入れた塩分タブレットくらいなら走ってても気にならないけど、雨避けの帽子やウイダーインゼリーは地味に邪魔だったので3周目にコース脇に置いた。塩分タブレットは5km毎、水分は1周毎に補給する。10km過ぎたくらいから他のランナーさんを周回遅れにしていく。スタート時から変わらない小雨が続いていて、適度に身体を冷やしてくれていたから調子も崩さずペースキープできていた。深夜に走るから腕に巻けるライトを持って来ていたけど、街灯もしっかりあって走り易かった。

 

 スタート時に若干お腹の中のラーメンがwと思っていたけど、調子を崩さず20kmを走り切る。コース脇に置いたウイダーインゼリーを取って、少しずつ補給していく。再び走り出して直ぐにあれこれ話したランナーさんから周回遅れにされる。「ペースは4分55秒くらい。未知の領域です」って言って走り去っていった。人は人なので付いていかずにマイペースキープ。多分、PB更新に燃えているランナーさんは、もっと自分を追い込んで走った方が記録を狙えると思うけど、私はただでさえキツいスポーツなのに更に鞭打ってペースを上げることはやらなくなった。走った先にPB更新があればラッキーくらいの気持ちw あんまりガチガチな目標設定だと、達成できてもできなくても燃え尽きちゃうことがあるからね。かと言って、直ぐに歩いちゃうような甘々なトレーニングはしたくはない。「走りたい‼」と気持ちが乗るまで休足するのもありだと思うけど、走ると決めたら今日のベストを出す気持ちで真面目に走る、練習だろうとそれは一緒。

 

 確かスタート時は私含め15人居たはずなのに、周回遅れにしたのはその半分くらい。丑三つ時スタートだし、神隠しにでも...なぁんてことを考えている内に徐々に疲労感が出てきて20kmを境にペースが落ちてくる。前ラップから10秒以上ペースが落ちたら、走るのを止めるタイミングだと考えている。25kmのラップが5:11/km、30kmのラップが5:24/km。予定通り30km走り切って私は終了。快調に前を走っていたランナーさんも30kmで止めていた。走り終えたら用紙に「走った距離、グロスorネットタイム」を記入して自由解散。私が記入した時には既に10名近く走り終えていた。私は最長距離タイの30kmで、そのタイムも2位という結果。絶対、サブ3ペースで爆走するランナーさんが居ると思ったけど、オフシーズンにそんなランナーさんに出くわす方が珍しいか。

 

 走り終えても筋肉痛や足首の痛みはなくて、気持ち良く距離を稼いで走ることができました。来月の8月11日も同条件で第2弾を開催するようなので、余裕があればまた参加したいです。最後まで読んでくれて、ありがとうございまいました。