前回からの続き
◼︎なぜバージョン会員権を選んだか
エクシブの会員権にはいくつかの種類がありますが、最終的に選んだのはバージョン会員権。
【エクシブの会員権種別】
エクシブ:26泊
バージョン:13泊+サンメン権利10泊
バージョンZ:13泊
この決断のポイントを紹介しますね。
◼︎ゴールドとレッドの重要性
まず、私も夫もカレンダー通りの休み。
こういう家族には繁忙期のゴールドや週末・連休のレッドの予約枠は非常に重要です。
しかし、13泊の会員権ではこれらの枠が限られてて、繁忙期や週末に権利が足りない…
そこで活躍するのがバージョンチケット10泊
(正式名称:サンメンバーズ施設宿泊券)
ゴールドやレッドが不足しがちなときに、権利の色の概念がないバージョンチケットが頼りになるのです。
正式名称からしてサンメンバーズ施設しか予約できないのかと思いきや、一部のオールドエクシブの中には、サンメンバーズ会員向け客室(サンメンルーム)という部屋があり、1年前から予約できます。
このサンメンルームはフローティング期間までエクシブ会員にはオープンにならず、サンメン会員のみが早い者勝ちで予約可能
特に2020年にリゾーピア箱根が閉鎖になった際に、琵琶湖、浜名湖、蓼科、初島、軽井沢にサンメンルームが新たに設定されたのが我が家としてはとても大きい
バージョンチケットなら、限られた施設のスタンダードグレードではありますが、計画的な予約がしやすくなります
しかし実際は、バージョンチケットのレッド・ゴールドの予約争奪戦は激しいです
(これは購入後にしか分からなかった…)
昔からサンメンルームがある初期エクシブは部屋数も多くて予約しやすい一方で、2020年に追加になったエクシブのサンメンルームは各4〜5部屋くらい?と思われ、人気の日程は瞬殺
ここぞという時に、1年前の24時に待機して、がんばって琵琶湖や浜名湖のサンメン予約取ってます
【参考】e会員権さん:サンメン権利の情報
初期エクシブのサンメンルーム数は多い!
◼︎旅好きには23泊がちょうどいい
旅行が好きな私にとっては、年間の宿泊日数も重要
13泊だと物足りないけれど、26泊だと初期費用やランニングコストがぐっと上がります
エクシブにたくさん泊まるには、権利の色が関係なくなる1ヶ月前からのフローティング予約&権利不要の3週間前からのサンクスフェスティバルの活用が不可欠ですが、人気の土日や連休、繁忙期はなかなか取りづらいのが現実
会社の福利厚生でエクシブを利用していた時も、繁忙期や土日に予約を取るのは大変で、1ヶ月前や3週間前だと既に埋まっていることが多かったんです。
その点、バージョンチケットなら施設は限られるものの、権利の色に左右されずに10泊予約可能。
権利に余裕があるので旅行好きな母や友達の予約も取ってあげられます
◼︎コストパフォーマンス
26泊は中古会員権価格が高い場合も多いし、13泊と比べて年会費や固定資産税などのランニングコストが約2倍です。
その点、バージョン会員権は13泊と比べて、
・中古会員権価格はほぼ変わらず
・固定資産税は同額
・年会費は2万円ほど高いだけ で
23泊の権利とかなりお値打ち。
バージョン会員権の13+10泊なら初期費用もランニングコストも抑えられるため、庶民の我が家でも無理なく買えて、リタイア後も持ち続けやすい会員権だと思います。
長期的に考えたとき、このコストと宿泊数のバランスが私にはしっくりきました。
◼︎バージョン会員権は希少!
いいことづくめに思えるバージョン会員権ですが、設定がある施設が限られています。
箱根離宮のバージョンが欲しい!と思っても存在しません
アスレさんのHP情報からバージョン会員権の数をまとめてみました。
- 鳴門:26
- 初島:36
- 蓼科:434
- 琵琶湖:753
- 白浜アネックス:857
- 山中湖:1511
- 淡路島:488
- 鳥羽アネックス:10
- 伊豆:61
- 鳥羽:28
合計4204(2020.9現在)
初期エクシブにはほぼ設定がなく、鳴門より新しい施設はゼロ
この中で家から行きやすい施設は琵琶湖か鳥羽くらいしかないのです。
ラージを狙うとなると、140室ある琵琶湖が出回りやすい
こうして、家族のライフスタイルやコスパ、旅行の頻度を考慮した結果、エクシブ琵琶湖ラージバージョン会員権が私たち家族にとって最適だと判断しました。
バージョンZ会員権が主流の中、バージョンチケットの存在って謎だと思うので、実際にバージョンチケットでどんな活用をしているかも、別の機会にもう少し具体的にお話しできればと思います。
次は実際の会員権購入ステップに移ります。