【複製】糖尿病1 | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

糖尿病にはウイルスや遺伝や自己免疫などを原因とする1型と一般的な生活習慣から発病する2型が有ります。原因は膵臓の内部に有る1割にも満たない内分泌臓器ランゲルハンス島で、血糖を上げるホルモンのグルカゴンを分泌するα細胞と、血糖量を低下させる唯一のホルモンであるインスリンを分泌するβ細胞と、助ける働きをするソマトスタチンを分泌するδ細胞からなるウチの主にインスリン産生β細胞が機能不全になるか、肥満による中性脂肪増加によるホルモン感応性低下から血糖コントロールが出来なくなって発病します。
糖尿病とは血糖コントロールが出来なくなって食後の高血糖で酸化力が強くなって血管や血球が破壊されたり変性する事と食間の低血糖により脳細胞はブドウ糖しか利用出来ない為にブドウ糖を供給させる筋肉分解ホルモンを出す事からの痩せと筋肉分解から発生するケトン体による腎臓の糸球体目詰まりと血液代謝性酸化の繰り返しによる血管障害や神経障害が主な病態となって、腎不全や末端血管障害による足の壊死や網膜剥離による失明か弱視や低血糖と高血糖に繰り返しによる昏睡やふらつきと呼吸停止や血管障害から脳内出血や代謝性酸化からの電解質異常での死亡が有ります。
注意点は足先などの温度が普段より下がるなら血管障害による血流阻害発生の可能性が有り、壊死などの可能性が高まりますから要注意になります。水をやたら飲み薄い尿を繁回にするようだと腎不全が近いですし、視野狭窄などが発生すると網膜剥離の可能性が有ります。
糖尿病での血糖値の動きは食後からいきなり200以上と云う高血糖になり気分が悪くなって昏睡や意識混濁や頭痛(寝る)、2時間くらいすると今度は40くらいになって低血糖となって昏睡や意識混濁や頭痛になる事の繰り返しです。

治療法としては人間なら先ず食餌療法と運動療法をして、ダメなら食餌療法と薬物治療でダメならインスリンによる血糖コントロールになります。
インスリン治療の際に気をつける事は上記の症状が出ればインスリン治療が上手く行っていないですし、昏睡やふらつきの原因は医者に確認してからになりますがインスリンによる血糖コントロールが上手く行ってる時は低血糖が原因なので甘いモノを与える必要が出ます。