コロナワクチンに思う | 夜半の月

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常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

■コロナ治療薬、年度内にも提供=ワクチン年内に―塩野義

(時事通信社 - 05月10日 23:01)

https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6512954

 

KMBのワクチンKD414はファイザーなどのスパイクに対するメモリーRNAを利用した抗体産生や危険性の高いアストラゼネカのAAVーアデノウイルス随伴ウイルスーを利用したベクターによる抗体産生では無く、ワクチンを殺した不活化ワクチンでスパイクを変異させて先行ワクチンによる抗体から逸脱して無効化する印度型などに対して、カプセルの表面抗原や糖鎖などに対しても抗体産生が行われるので実用化されれば変異に対しても有効となるであろう。シオノギなどのワクチンは遺伝子組み換えやDNAワクチンなどで一部に絞った抗体産生誘導では変異型に対しては構成を変更せざるを得ないので期待薄な部分が有る。

基本的にはAIDSやインフルエンザを見るまでも無く感染症対策の王道はロックダウンと現金給付と有効な薬剤によるプロトコルの確立であり、それで発症を抑えられたり治療で治癒するならば危険性の高いワクチンに依存する必要もなくなりインフルエンザのような状態に出来る事を祈っている。