『蜩ノ記(ひぐらしのき)』  葉室 麟  | OYJ Dimension

OYJ Dimension

単なる備忘録として。

『蜩ノ記(ひぐらしのき)』 

葉室 麟 

祥伝社 

平成24年2月15日 第9刷発行 

Book Off OnLine \220- 

 

 葉室氏の小説を初めて読んだ。武士の在り方を具体例をもって示すようなお話で、武士道とはかくあるべきと言う感じの物語。最終的には、主人公を罠にかけた家老に負けを認めさせ、自らは腹を切る。家老の言うなりに動く、役人たちが登場するが、「こんな人間にはなりたくない」と思うけど、なかなか戸田秋谷(小説の主人公のひとり)の様に生きるのは難しいと思う。道徳の教科書のような小説だった。あらすじは、帯に書かれている。 

 

 

 

 

 

 

 熊本空港から離陸してすぐに、八代市が見下ろせた。球磨川と不知火海が作った平野部が眼下に広がっていた。熊本地方は梅雨入りしたばかりで、曇っていた。

 


 

 沖縄から熊本への2泊3日の出張時にこの本を抱えて行って、読んだ。旅の途中の読書は本と風景風物が連結して思い出に残る。今年の沖縄の梅雨は一時に大量に雨が降った。しばし沖縄の大雨から避難して熊本へ。熊本の晴天を楽しみ、

 

 

 馬刺しを楽しんで、沖縄に戻った日に梅雨明けした(2024/6/20)。

それから暑い日が続いている。7月は沖縄のベストシーズンの始まりらしい。 

 今日は日差しがさすように熱い。