先日、とあるきっかけでMBAの応募手続きやプログラムを見直すことがありました。

当時の大学とのメールのやりとりを引っ張り出して振り返ってみると、

色々記憶が蘇ってきました。

覚えていると思っていても人間の記憶ってどんどん薄れていくんだなぁと実感。

 

せっかく色々掘り返したので、この機会にここにも記録を残そうと思います。

記録に残しても記憶からは消えていきますが、

記録に残しておかないと思い出すことさえできなくなるという恐怖感・・・

 

 

2020年3月頃 オンラインMBAの情報を集め始める

 

まずはGoogleで手当たり次第検索、

・応募要件

・学費

・プログラム内容(face to faceの講義、授業があるか、評価方法(テストorレポート)など)

を中心に確認してめぼしい学校を絞っていきました。

 

途中で各種ランキングを参考にすればいいことに気づき、それも活用しました。

MBAのランキングは色々な会社、団体が発表しています(以下は一例)。

QS(Quacquarelli Symonds Limited)World University Rankings - Full Time MBA

Financial TimesBusiness school rankings Online MBA

Bloomberg BusinessweekBest Business Schools

 

地域ごとのランキングがあったり、オンラインのみのランキングが用意されていたり、

それぞれ参考になりました。

評価方法は卒業生の卒業後の年収(増加率)などいくつかの項目で行われていて

各社、オリジナリティを出そうとするためかランキングは色々です。

(上位に出てくる学校は大体一緒ですが)

 

最終的にカタログを入手したのは

Warwick Business School

IE Business School

Durham University Business School

と、最終的に入学することになった

University of Manchester Alliance Manchester Business School

でした。

 

 

2020年4月中旬 Alliance Manchester Business School(AMBS)のオンライン説明会に参加

 

その前にUniversity of IllinoisのiMBAプログラムの説明会にも参加したことを思い出しました。

どちらの学校も参加者が多くて聞いているだけでも良さそうだったというのがきっかけです。

 

 

2020年4月28日 AMBSの担当者に履歴書(CV)を送付

 

説明会に参加したあと、定期的にフォローアップメールが来ていました。

と言っても参加者全員に配信しているメールです。

ただこの日のメールには早期入学の学費割引(12〜18%)を受けるためには

4月29日までに履歴書を送付して!と書いてあり、急いで作成し翌日送付しました。

英文の履歴書は初めて書いたので、色々衝撃的でした。

(日本とは逆で、経歴は現在から遡って書いていくんです・・・Googleで調べながら必死に仕上げました)

 

いくつかのWebサイトを参考にしたと思うのですが、ブックマークに残っていたのは

このサイトだけでした。

HOW TO WRITE AN MBA CV – THE ULTIMATE GUIDE

 

改めて見てみても、タイトル通り結構歯応えのある内容です。お世話になりました。

 

 

2020年4月28日 AMBSの担当者から返信

 

夜の11時前に送ったのに、1時間後くらいに、

「CVありがとう!経歴を見ると18ヶ月プログラムに応募できるけどどうする?」

という内容の返信が来てました。

 

一定年数以上のマネジメント経験がある人が対象で、

こちらの方が同世代の同級生が多くなるからメリットあると思うよ!

という感じなのですが、自分は駐在員だからマネジメント職ぽい役職なだけで

日本にいたらまだまだペーペーですよ・・・と思い、

正直にそのようなコメントをしたのですが、

 

そんなに謙遜しなくても良いよ、心配しなくて大丈夫!

と、色々プログラムの違いなど丁寧に説明してもらいながらも

最後はなんとなく勢いでねじ伏せられた感じでした。

 

 

2020年4月29日 AMBSの担当者から応募方法の詳細案内メール

 

じゃあ18ヶ月コースに応募してみます・・・

とメールした2分後にはその担当者から具体的な応募方法の説明メールが来ました。。

 

具体的には、応募用の専用Webサイトに以下の書類、情報をアップロード。

1) 履歴書

2) 卒業証明書、成績証明書

3) 小論文×2 (①自身のキャリア振り返り:500文字、②志望動機:300文字)

4) 推薦者(2人)のメールアドレス

 

それが完了して、受験料(SGD100)を送金すると

オンライン試験の詳細が送られてくるので、それを受験するとのこと。

 

個人的には、4) 推薦者(2人)のメールアドレス というのが

AMBSを選んだ理由の1つにもなっていました。

 

MBAに挑戦するうえで、自分の中で地味にネックになっていたのが「推薦文」でした。

上司などに書いてもらうのが一般的のようなのですが、

まず会社には特に言わずに受けようと思っていたのでお願いしづらい(というかできない)、

しかも英語の推薦文を書いてくれとお願いするのはかなり気が引けるなぁと

ずっと思っていました。

 

AMBSは、推薦者を2人紹介すれば(たしか、事情があれば1人でもOKだったはず)

学校から推薦者に、5分くらいで終わる内容のオンラインアンケートのリンクを送付し、

コメントをもらってくれるという、かなりハードルが低い推薦で応募できたのです。

 

 

2020年5月15日 応募書類提出完了&受験料納付

 

卒業証明書、成績証明書を日本から取り寄せつつ、

2つのエッセーをどうにか仕上げました。

英文のエッセー(小論文)なんて書いたことが無いのでかなり苦労しました。

Essayと聞いて随筆でも書くのかと思ったくらいです。

こちらもいくつかのWebサイトを参考にして、

1つとてもわかりやすいものがあったのですがブックマークに残していなくて

分からなくなってしまいました。

唯一残っているのはこのサイトです。

Word limits and writing standards in MBA essays

 

タイトル通り、文字数カウント、フォントなどのフォーマットに関するもので

基本的ですが英文だとこの辺りの知識もないので、何から何まで調べながらで

ないと書けなくてなかなかのストレスだったように思います。

 

 

2020年5月15日 受験案内メール受領

 

応募完了した30分後には同じ担当者から、入試の案内のメールが届きました。

Talent Q というオンライン試験です。

 

・element verbal

・element numerical

・element logical

 

の3分野について各12題、計45分の試験です。

直訳すると言語、数字、論理ということですが

問題の詳細は記憶にありません・・・とにかく時間が足りないので

次々に解かないと、と思ったことだけ覚えています。

 

説明を読み返してみると、合格/不合格はなく、

あなたの強み/弱みを理解するためのものです。

 

と書いてありました。赤字で書いておいてくれれば

もう少し平穏な気持ちで受けられたかもしれません・・・

 

 

2020年5月17日 オンラインテスト完了

 

夕方受験して、担当者にテスト完了したメールを打っているのですが

土曜にも関わらず5時間後くらいには、well done!という返事が来ていました。

自分ではそんなに手応えなかったので、ステーキか!とでも思っていたことでしょう。

 

同じメールで、次のプロセスは面接なので来週でいくつか候補日もらえる?

とあり、スピード感にびっくりしたことを思い出しました。

 

翌日には日程確定の連絡があり、19日(確定した次の日)になりました。

 

 

ちょっと長くなってきたので、続きは次の投稿にしようと思います。