昨日の授業で学友から持って来た月餅を堪能した。その余韻を楽しみながら、包装箱で花を生けてみた。
月餅の箱に郷愁咲き乱れ今を生き抜く花の魂
把盏已无酒
不解乡愁影更幽
古月照清舟
清き舟海に漂ひ古月は杯を溢るる郷愁照らす
碧海任遨游
彩蝶携梦绕乡愁
光影耀清舟
郷愁を舞ふ蝶蝶の夢光り古き月影清舟の上
「花器」は100ショップで購入したものだが、品物の値段は、いったいどんな意味を持っているだろうか。
価値にしても、価値観にしても様々あるが、その場、その時に合うもの、あるいは時空を輝かせるものもあれば、時空の存在を超えて、永遠不変なものもあると思う。
時空とのコラボは、千変万化で様々な姿を見せてくれるが、その時、その場の心の声が共鳴できる作品を作りたい。
次にどんな「花器」に出会うだろうか。また、どなんコラボができるかを楽しみながら、時空に任せて、生けていきたい。
2016-9-11