当好助攻小教练

 

 自分は、褒められて、やる気が出るタイプだし、長く日本に住んでいても、いまだ自由に日本語が使えず、毎日教わっている身でもあるので、先生でもある学生をできるだけ褒めるようにしている。貶すことと厳しさとは、まったく別なもので、「甘き厳しさ」もあるのではと思っている。

 

 また、先生も間違っているから、私たちも間違ってもいいと学生は思ってくれれば、完璧主義者の産出防止につながっていくと思っているので、間違いを出したりして、別に気にしない。

 

 たまたま少し早く中国語に触れただけのことなので、先生と呼ばれるほどのことでもないし、そもそも威厳なんかは持つべきではないと思っているので、できるだけその「威厳」を壊そうとしているが、但し、「尊厳」を持たなければならないとも思っている。

 

 お互いに尊厳を持って、学び合い、教え合う環境を創り出すように心がけたい。

 

  過ちを知る学生の育つため今日も間違いを出して楽しむ

  先生の威厳を捨てて学生と教へ合ひつつ学び合ひつつ

  ヒット打ちホームラン打ち選手らの活躍願ふコーチの如し

                     小コーチ(胡興智)より2014-8/18

 

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 自分の名前の日本語読みが好きだ。

 

「こきょうち」だと、「故郷地」を忘れるなと言ってくれた大学の同級生の顔が浮かぶし、「ここうち」だと「小コーチ」として、学生さんがホームランを打つ夢が眺められる。