このように、関東大震災の時には、標準語の喋れない地方出身者も「まともな日本語を喋れないから朝鮮人だ」と決めつけられて虐殺の対象になったんですね。
じゃああたしも関東大震災の時代にその地域にいたら殺されていたかも知れないってことか。そもそもどこの国の人であろうと、「外国人が井戸に毒を入れた」というデマを信じて虐殺するのがいけないんですが、「標準語を喋れないから外国人」って何なのよ。じゃあ標準語喋るやつは全員日本人で方言喋るやつは外国人なのか。んなアホな。
ちょっとお話変わりますよ。
煉獄コロアキなる人物らによる、女性支援団体Colaboの活動への妨害を記録した動画
(妨害があったってことさえ伝わればいいのでべつに全部観る必要はありません)
彼らは正しいことをやっていると思っているんでしょうか。
おもしろいことをやっていると思っているんでしょうか。
クールでかっこいいことをやっていると思っているんでしょうか。
去年にはColaboが活動に使用しているかわいいピンク色のバスの車体が何者かによって傷つけられる事件もあったと聞いています。
その事件にコロアキ氏が関与しているかどうかはわかりませんが、同じようなメンタリティの持ち主なのでしょう。
どうも彼らは美しいもの、可憐なものを破壊することに特別な関心を持っているとしか思えない。
これらの事件がもう少し主要なメディアに大きく報道されてもいいと思います。
「新たなターゲット」というか、途方もなく古いと思うけど。
福岡さんが言いたいのは「女性に対する組織的な暴言暴力がいよいよ可視化されてきた」ということなんだと思いますが、だいたいいつの時代でもいじめられるのは女性や子供、外国人、障碍者、貧困者などです。
要はその社会の中で立場が弱いということです。社会的弱者といいます。
差別をする人、暴言暴力を振るう人というのは、「相手が本当にそのカテゴリに属しているかどうか」「そのカテゴリに属している人は本当にそうなのか」「箸が正しく持てなかったり、標準語を喋れなかったりするか」「井戸に毒を入れたり、公の助成金を不正なことに使ったりしたか」はどうでもいいんですね。
「攻撃できそうな弱そうなカテゴリの人」を見つけて攻撃したいだけだからです。
わかってるよ(・_・、)