5ちゃんねるが「負のSNS」化する恐怖 | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

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 5ちゃんねるはほぼ完全に匿名で、レスバトルするにもどこの誰とも知れない相手だからこそまだマシなのだと痛感しました。
 某板の某スレでリアル知人との仁義なき戦いをもう九ヶ月くらいやっています。 
 所謂組織内抗争ですが、そんな程度の高いものではなく、ただの大人のネットいじめです。 

 警察や弁護士や法務局人権擁護部などに相談しようにも、5ちゃんの匿名性がネックになります。 
 「書いている人が本当にその人なのか」特定するのが難しいし、特定してからでないと対応してくれません。 
 どこへ行っても「5ちゃんねるを見なければいい」で終わってしまいますし、実際にそうなのです。 

 「リアル知人が、回線の向こうに特定の叩きたい相手がいるのを知っていて、第三者に個人特定できる情報(実名など)は巧妙に出さないようにしながら、匿名で四六時中誹謗中傷を続ける」
 という点が極めて悪質なのに、それに気づかない人が多いです。
 「どうせ5ちゃんだから」
 「誰が書いているかわからないよ」
 「その人じゃなく、全然別の赤の他人かも知れない」
 「本気にする方がおかしい」
 それで終わりです。 

 赤の他人であるわけないと内容からわかりますし、文体からほぼ個人特定できるのですが、普通の人はそんなことに関心ないようです。

 くどいようですが、「5ちゃんねるを見なければいい」で終わってしまいますし、実際にそうなのですよねー(-“-;) 
 ネトストはリアルストーキングに発展することもあるとはいえ、脅かしているだけでそこまではしなさそうですし。 

 少なくとも、関係者ばかりが前提の場で、固有名詞の出た私信がスレッドに貼りつけられたり、「こいつは部落」「エタ」「自殺しろ」だのいう言葉が飛び交ったりしているのに、
 「誰がやっているのかわからないから」
 「5ちゃんねるなんか戯れ言の掲示板だから」
 「5ちゃんねるはそういうもの。匿名の書き手が誰か気になって仕方ないならやめるべき」
 はないでしょう。
 結局、その集団の道徳性のレベルが低いからその程度の意識になるのです。 
 
 そりゃ他の板やスレッドなら誰が書いているのかなんか気にはしません。知らない人だってことが前提なんですから。
 
あたし「××さんらしい人があたしの悪口を執拗に書きこんでいる」
他人「でも、5ちゃんねるだから。全然関係ない人がたまたまスレを開いておもしろがって適当に書いているのかもよ」

 ××さんだとほぼ確信するに至る根拠(内容・文体など)があるから言っているのですが。
 「理解されない」ということほど人にとって苦しいことはありません。
 
 
 スレッドを共有しているリアル知人に面と向かってはとても言えないようなことを、固定ハンドルネームでなく匿名で5ちゃんねるに書きこめちゃうってどういう感覚なんでしょうか。まあ自分も人のことは言えない部分もあるのですけれど。  
 5ちゃんねるはバーチャルであり、5ちゃんねるなら道徳的罪が軽い、何を書いてもいい、寧ろひどいことを書いた方がcoolだと考えているのでしょうかね。