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 その昔、法律で結婚を禁じられた不幸な恋人たちを匿って結婚させたため、国家反逆の廉で処刑された司祭がいたそうな。

 その殉教日が今日だそうな。

 

 そんな日にこんなニュースが入ってまいりました。

 

 「同性の法律婚ができない現行制度は『婚姻の自由』などを定めた憲法に違反するとして、東京や大阪などの同性カップル9組が14日、国を相手に精神的苦痛に対する慰謝料として1人当たり100万円の賠償を求め、東京、大阪の両地裁に提訴した。

 同日中に他の4組も札幌、名古屋の両地裁に提訴する。同性婚を認めない現行制度を違憲とする一斉提訴は初めて」

 

 参考までに。

 

 「日本国憲法第二十四条
 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない」

 

 この件に関しましての私的見解は過去記事にまとめておりますので、リンク貼っておきます。

 

そろそろ本気出して考えてみる同性婚の意義と正当性または不当性

https://ameblo.jp/xingling7/entry-12260955774.html

 

 どういう判決が出るかはわかりませんが、最近、日本で同性婚がなかなか認められそうにないのは、「子どもとの血の繋がり」を大事にする精神文化があるからではないかという気がします(それがいいとか悪いとかは置いといて)。
 同性婚の先駆け欧米ですと、血の繋がった子どもがいてもいなくても、また人種や肌の色が違っても平気で養子を貰っていますよね。
 子どもとの血の繋がりに拘りがないなら、そもそも両親が異性カップルだろうが同性カップルだろうが関係ないわけですし。