何でもないよくある偶然の一致を、「自分に対する誰かからのメッセージだ」と捉える思考は、精神医学の分野では、統合失調症の顕著な症状の一つ、即ち妄想だと切って捨てます。
でなくても、かなり極端なレベルの無神論者にかかれば、躍起になって否定されるか、もしくは、鼻で笑われるのは確かです。
しかし、スピリチュアリズムの世界では紛れもなく、高次の存在(まあ神仏とか天使、妖精とかそういうもんだと理解してもらって結構)からのサインだと解釈致します。共時性現象(シンクロニシティ)っていいます。
なんか最近、よく不思議なことが起こるんですよねえ。
あたし、昔からインドの象頭人身の神・ガネーシャに親しみを感じていまして、特に今月は彼との結びつきを強く感じるなあと思い、前から持っていたのやら新しく購入したのやら、色々とグッズで身の周りを固めておりました。
(ちなみに、昔流行った「動物占い」だとあたしゾウなんですよ)
前の記事でも触れた通り、奈良の生駒聖天にも参詣に行きました。聖天様は歓喜天(かんぎてん)、または大聖歓喜天ともいう非常に験の強い神様で、元はヒンドゥー教の神様であったガネーシャが、守護者として仏教に取り入れられた神格であります。
ガネーシャは福徳の神、文筆の神、そして障害を取り除く神であり、歓喜天はその名の通り、男女の交合とも強く関連づけられる神様でもあります。特にあたしにとってはオールマイティーな神格です。
ただ、大聖歓喜天は大変気性の荒い神様であり、願掛けをした時の約束ごとを違えたりすれば、何倍にもして処罰されるとも伝えられております。
「この世に愛と平和を広める為に、富と名声を下さい」と祈った人が、その後出世して、自分の利益を追求することしか考えないようになったり、感謝と謙譲の心を忘れて、自分より恵まれない人に対して尊大な態度を取るようになったりすれば、情け容赦なく幾重にも罰する、そういう存在であるわけです。
生駒の聖天様によくお願いをして、寺務所でご祈願も頼んで、午後から大阪で歌の練習があったのでメンバーへのお土産に上等なお饅頭を買って、お稽古が終わっておウチに帰りました。
次の日、アマゾンで買った「龍神カード」が届いたんですが、一緒に入ってたチラシ(スピとかとは全く関係のないやつ)に、ガネーシャによく似たゾウさんのキャラクターのマンガが描いてあったのにはビックリして、思わず微笑んでしまいました。
「あんたの願い、この大きな耳でしっかり聞いたで」という、ガネーシャ/聖天様からのお茶目なおしるしだと受け取りました(^_^)v
他にも、「アレ?これは・・・・」ということが幾つかあって(まあスピリチュアリストの日常ってのはそういうことばかりなんですが)、友人とも不思議がっていたりしたんですが、それはちょっと割愛させて頂きます。
もう一つ、ついおとといと昨日のことです。
わたくし、一度のスプレッドに複数のタロットやオラクルデッキを使うのを得意としております。余談ですが、人とデッキにも相性があるように、デッキとデッキにも相性があるようでなかなかおもしろいです。デッキにも性格がありますからねw
何をどう占ったのかは勘弁してほしいですが、おととい、本格的なリーディングを行いました。使用したのは、「ユニバーサル・ゴッデス・タロット」と「OSHO禅タロット」です。どちらも異色のタロットデッキですが、特に前者はあたしの大のお気に入りで、アマゾンにレビュー書いたりもしてます。
加えて、ドリーン・バーチューの「インディゴエンジェルオラクルカード」と「ゴッデスガイダンスオラクルカード」からも一枚ずつ引きました。この二つのデッキもあたしが贔屓してるやつです。特に後者。とにかくあたしは女神が好きなのですよ。
どの位置に何がどう出てどう解釈したのか全部言おうと思ったら、何をどう占ったのかも言わないわけにいかないですから省略。このリーディングだけじゃなく、最近やった他のリーディングにも触れないといけなくなるし。
このリーディングについて印象的だった点、重要だと思われる点だけ言いますね。
同時に複数のデッキを使う場合、同じ位置にしろ違う位置にしろ、同じカードが出てきたら注目すべきなんですね。
何分、ユニバーサルゴッデスも禅タロも異色なんで、デッキの図案や名前が、ライダーウェイト版に代表される普通のオーソドックスなタロットと全然違ったりします。
ユニバーサルゴッデスの「ケリドウェン」、禅タロの「幻想を超えて」が、違った位置ですが出てきました。これ、伝統的なタロットでいうと、大アルカナ20番「審判」に当たるやつです。再生とか復活とか生まれ変わりとかそういう意味になるやつで、ウェイト版では、天空に現れた大天使ガブリエルがラッパを吹き鳴らし、棺から死者が蘇るっていう図案になってます。キリスト教における「最後の審判」ですね。
ケリドウェンはウェールズの魔女で、所有している魔法の大釜でものごとを変容させます。ユニバーサルゴッデスだと老女の姿で描かれているのですが、大釜に張った水の面には若い女性の鏡像が映っています。
禅タロの「幻想を超えて」は、微笑みを浮かべて瞑目した人の顔と、羽を広げた蝶の図像が重なりあっているというデザインです。
あたしは簡単なリーディングなら日常的にするんですが、「審判」は最近、複数のデッキでよく見かけます。
そして、このリーディングの中でいっちゃん重要だと思われる位置に出てきたのが、禅タロ小アルカナ虹の7番「忍耐」でした。満ち欠けする月の下に、安らかな表情の妊婦の姿が描かれています。
禅タロの小アルカナの「虹」のスートは、伝統的なタロットだと、「ペンタクル(コイン)」に当たります。ウェイト版のペンタクル7は、農夫がちょっと心配そうな表情で作物の実りを見守っているっていう図案です。
インディゴエンジェルはまだ使い始めたばかりでして、初めて引くカードだったんですが、「Divine Timing」(神のタイミング)。手にした砂時計を見つめる天使の絵が描かれていました。
ゴッデスガイダンスが「バタフライ・メイドゥン」。ネイティブアメリカン・ホピ族のカチナ(守護精霊)だそうで、その名の通り蝶の精です。さなぎから羽ばたき出す蝶に象徴される如く、誕生と死と再生のサイクルを司ります。
長年愛用していて、もう姉か旧友、親友のようにすら思っているこのデッキの中でも、あたしがとても好きなカードの一枚です。サブタイは「Transformation」(変容)です。
タロットカードやオラクルカードなんか見たことも触ったこともない人でも、象徴的なものの見方に慣れていない人でも、いちいちガイドブックから解説文を引用しなくても(とても美しい文章ばかりなんで書きたいのは山々なんですが)、このラインナップから、恐らくかなり強烈な啓示を受けるのではないかと思います。
あたしがこの五枚を見てすぐピンと来たのが、「神のなさることは、全て時に適って美しい」という旧約聖書の言葉と、讃美歌「球根の中には」でした。
昨日の朝早く、手持ちの讃美歌の本に当たって、歌詞を確認してみました。
「球根の中には花が秘められ さなぎの中からいのち羽ばたく 寒い冬の中春は目覚める その日その時をただ神が知る
沈黙はやがて歌に変えられ 深い闇の中夜明け近づく 過ぎ去った時が未来を開く その日その時をただ神が知る
いのちの終わりはいのちの初め 恐れは信仰に死は復活に ついに変えられる永遠の朝 その日その時をただ神が知る」
讃美歌集には、楽譜の下に出典になっている聖書箇所が書かれているのですが、そこに、「コヘレト3:1-11」とありました。旧約聖書「コヘレトの言葉」三章一節から十一節です。
すぐ当たってみた所、この一節がありました。
「神は全てを時宜に適うように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる」
「神は全てを時宜に適うように造り・・・・」訳によって表現が違うのですが、正に先述の箇所でした。
それから、クリスマス礼拝に出席する為、通っている教会に行きました。
その朝、T牧師が説教の中で取り上げた聖書箇所は、ルカ福音書一章の有名な受胎告知の場面、大天使ガブリエルが乙女マリアに身籠ったことを告げ知らせる場面だったのですが、T先生はそこに関連させてもう一ヶ所、旧約聖書のある一節にも触れられました。
「コヘレトの言葉」三章十一節。
「神は全てを時宜に適うように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる」
これはビックリしましたねえ~。
後でT先生に、今朝、ちょうどその箇所を読んだ所だったんですと話したら(勿論、カード占いしてることは言えませんが)、先生もちょっと予想外なくらいに驚いていて、「名倉さん、それは聖霊のお導きだよ!」と祝福して下さいました。あの先生に言われると説得力あるんですよねえ~w
その日の晩は、大阪の太閤園という所で、Voice of Peaceのクリスマスコンサートがありました♪
素敵なチャペルで、素敵な仲間たちと声を揃えて、定番のクリスマスナンバーや、マライア・キャリーの「Joy to the World」、「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go」を歌ってきました。
最高のステージが終わって、みんなで集合写真を撮ろうという時に、かわいいキッズメンバーの一人があたしの前に立ちました。
彼女のヘアゴムにキラキラと、透き通る青い羽をしたちょうちょが輝いていましたよ^^
さっきも言ったように、他にも書きたいことは色々あるんですが、これくらいしかここには載せられなくて残念です。
来年からの名倉マミに期待していて下さいね!(^0^)/
つか、あたしが一番期待しとるわ(^皿^)