一般に水と言えば水道水になります。前回のブログで書いた様に、一言で水と言っても千差万別です。その水質がどの様な作用するかは、やってみるしかありません。


幸い私の住むところは、TDS80前後でごく一般的かと思います。新潟の様な50前後でもなく、千葉の様な200以上でもありません。

TDSとは水の中に含まれる電気を透す物質の事で身近なものだと食塩です。一方で砂糖が含まれていてもさほど導電率には影響がありません。


シュリンプ飼育に適してると言われているTDS150にする場合私の地域は、70上げるミネラルを添加します。新潟では100上げる量を添加します。困ったのは千葉です。既に200と限度を超えています。その時に出番になるのがRO水です。RO水とは逆浸透膜を利用して水の中の不純物を除去する方法です。本来なら浸透圧とは、半透膜の片方に濃度の濃い食塩水、もう一方に真水を入れた場合濃度が同じ様になる働きが起こります。薄い方から濃い方に水が流れていきます。この原理を利用したのが、透析療法で、体の中に溜まった老廃物を血液と透析液を半透膜を介し透析液の方に濾し取り、綺麗になった血液を体に戻します。


この原理で片方に圧力をかけることにより、本来薄い方から濃い方に向かうのを、濃い方から薄い方へ不純物を以降させます。そして出てきた水は、限りなく不純物が取り除かれた水と、普通の水道水より濃い不純物が含まれた「捨て水」となります。