令和5年6月23日〔金〕【第2348号〔本年第177号〕】

  木曜日は、みてトレで、かれこれ もう・・・10年ほど「太極拳4段受験生対象」の授業を受け持っている。

  「太極拳4段審査」は、2012年のスタート だったから。。。

 

  で、

 

  この間 ずずずっと  思うコト = 【タイトル】。

 

  まっ、そもそも、【3段】の基準の中に 「完整」(ワンチョ~ン)がある。コレは、経時的にできあがる、というのじゃなく、 整った状態ですねぇぇ、、、全身協調一致 ですよ。(日本語じゃなく、漢語ですから。)  加えて言えば、舒展(シューチャ~ン) = 「のびやかに、寛いで、拡げる」だ。 過去、何度も書いたかも知れないが、実質的には、「4段一次、即ち、3段 」(採点帳票が異なるだけ・・・)という部分は、当該受験生 なら みな、わかっている トコロ と思っているけれど。頭、つかうトコロでは、使ってよ ! 太極拳が「知覚運動」だと、いうコトも わかっといてよ ! ほんまに・・・・もう!! 

 

  太極拳学習者にとって、「用意不用力」は、耳タコ と ちゃうのかいな?!?! 「用手不是太極拳」(ヨンショウ プウシー タイチ~チュエン) とも言われるくらいやのに、 何で 何で ? いわば テストした時に、「ごっつい チカラですねぇぇ!」 という スカタン を言うねん ? もう、いい加減で わかりぃや!! 達成感 なんぞ 無い! と言うてるでしょうがぁぁぁ!!何でいちいちリキム ねんな?

 

  ほんと、

 

  チカラを使ってしまえば、相手を利するだけ・・・相撲とはちゃう、と言うてんのに。  何でわからへんのやろう。。。太極拳では、相手との接点は、とことん 薄く・軽くする。「虚整」の語もある。

 

  この点については、いわゆる

 

  武道・武術の専門家の先生でさえ、わかっていない先生はいっぱい おられる、と思う。ほんまは、知らんけど。でも、例えば、甲野善紀先生・・・武道・武術のレベルは、ごくごく 平均的だ。NHKが 言う、「達人・名人」は、まったくの嘘!!甲野善紀先生には、もう23年前に失望  した。。最近の若い方で、塩田剛三翁のお孫さん=塩田将大(まさひろ)さんも、ユーチューブ動画で視る限り、合気道ができる人ではない! 私的に、実際に触れ合ったりすると、甲野善紀先生に接した時と、同様、落胆するのは間違いない。。

 

   アカン !! 話が 逸れている。

 

  太極拳は、「順人之勢、借人之力」ですよ・・・だから、昨日、木曜日も 先週の木曜日も、お互いに接して、「ランチュエウェイ」で テスト・・・パターンは、20個 近く ある。。。が、 ちっとも こなせない・・・おまけに、「ごっつい チカラですねぇぇ!」 とスカタンを言ってくれる。 

 

  前にも 何度か 書いた・・・「学んだ証は ただ一つ・・・何かが変わるコト」 = 明治時代の教育哲学者 林竹二 のコトバ。。。

 

   五防功をやって 無極タントウコウを やって、その後、「推樁」(トイチュアン) の時間帯・・・毎回、言わないと、ボウゥゥ と つったつ 人が必ず いる。あ~あ。 いやいや、ぼうぅぅ、と してくれていても いいですよ。みてトレにあつまってくれている方々・・・みなさん レベルアップしていっているのは ソレは、確かです。まっ、でも、 「わかる」と「できる」は、ちゃうけど、まずは、わかって ほしい。 「ごっつい チカラですねぇぇ!」ソコのトコロの誤解は 解いてくれないと、始まらない。