令和4年1月16日〔日〕【第1725号〔本年第11号〕】

  昨夕は・・・朝カルから帰ってきて、19時~21時・・・寝た。次に、寝たのは、23時 半から 4: 30 、 よく寝た。

 

  たぶん、 前日の反動。

 

 金曜日は、平岡先生の授業を受講・・・JR天王寺、阪和線、23:33 発に乗って、当然、帰宅は、「午前様」 と 相成った。

 

  で、

 

   昨日は、朝から朝カル。いつもよりスタジオ入りが遅かったのは、 言い訳を捜せば、「朝風呂に入ってたから」 。 先週の在塚本六連泊 では、六日間、朝風呂完投。。。

 

  朝カル・推手講座の新米さん・・・かなわんなぁぁぁ!! 

 

 例えて言えば、ちっちゃい子が、ママの前を走りながら、「ママぁ! 歩くの速すぎる ! 」と言っているようなモノだ。この例えは、完全に正しい。 本人、とてもせっかちに手を動かしているのに・・・コチラの動きが早い、とかなんとか 無茶苦茶を言う。。。

 

  ソコで、

 

  「接手は ホゾ(榫)を落とし込むように」 と言うたけれど・・・通じていないでしょう なぁぁぁ! ホンマ しゃあない 没法子。。。手 ばっかりシャカシャカ。。。 

 

  落榫 は、カチ~ン 、と て感じではあるが、しかししかし、あくまで、とことん軽く柔らかく接する。しかし、ピタっと 接する。ソコ が 肝要。 そこんところ、手、シャカシャカで、躯幹の動きは お休みでは・・・没法子。

 

  先日、近Bの①②③での様子、書いたけれど、実際はあんだけの長時間、受講生には、相当 いっぱい動いてもらったし、コチラも、先日書いたコト以外にも  いっぱい言うた。

 

  「いちいち足元、見たらアカン!リエキヨ先生は、ゆっくりやれ、とは 言うてはるけれど、出した脚を引っ込めていい、とか、そんなコトは言うてへんでぇ!」 とか、「膝の横揺れ禁止!!」 等々。

 

  でも、 昨日の太極推手生の新米さん同様・・・みなさん、いまいち通じません。あ~あ です。

 

  昨日は、楊式太極拳の時間、KK氏に対し、「綿々不断・相連不断」を言うたし 示した。 彼の動きは典型的な「断勁」だ。 「形於手指」の動きを示した。 

 

  でも、しかししかし、

 

 彼には、脚底下が ある程度  ある。かなりある方だ。

 

 ソレが 無いままに「勁」がどうたらこうたらを語っている人が大概だろう。 できているツモリ、わかっているツモリ・・・比べると、昨日、午前の推手新米さんの方がまだ断然かわいい。できているツモリ、わかっているツモリは ほんまに 滑稽。

 

 KK氏に指摘したのは、「小指」のハタラキ ですね。

 

  まっ、 躯幹で以て 両うでは繋がっている。最近はちょくちょく「ヒモ」の例えも使ったりするけれど、元々、「運勁如抽糸」の語もある。つまり、「糸」は 所詮 「ヒモ」 それだけ。 

 

  意 → 気 → 勁 の機序も 元々の 「意」がぶっ飛んでいたら  始まらない。 ソレ だけ。コトバは知っている・・・だけど、中身は??では、どもならん。

 

  「其根在脚」 → 「形於手指」を理解して実践に努めないと、太極拳の進化は 無い。うでは二本・・・指は十本。

 

  話 戻る。

 

 近B講習会では、上に書いたが、足元を見たり、また、出した脚を引っ込めたり・・・係る方々には、ソレ 「太極拳病 よ 」 と指摘した。余功保の辞典に 載っている。本通信内、 過去 数回 書いた。

 

 太極拳をする時、考えなアカンけど・・・考え込んでもしゃあ ない。だから、たった二日間の講習会でもかなり動いていただいた。

 

  Mr.Мが ちょくちょく言う・・・「先生は、僕を指で飛ばす」 と。

 

 表面的にはそうであっても、お互いが繋がっているコトが 前提だし、Mr.М 自身 理解しているとおり「エネルギーの伝達」だから、物理的サイズは無関係。ソコがわからないと、 要するに、「以弱勝強」という太極拳での本質部分に目を向けないと 、太極拳、せいぜい 「口式太極拳」になってしまう。 「ケイがどうたらこうたら」いうばかりじゃなく、実践 しないと、指一本 で勝てる なんてコトが不思議でしょうが ない、は 頭 でっかちなだけ。 

 

   コレ、でも、太極拳に限らず 日本武道でも同じでしょうなぁぁ ! たぶん、ほんまにレベルのある人は そんなにはいない。