平成30年6月10日〔日〕【第642号〔本年第81号〕】

 

  「表彰式」終了後、「閉会宣言」直前、にマイクを通して話したコト。

 

   ①初めて、競技会に参加された方もいたでしょうが・・・「抱拳礼」「注目礼」は、ルールブックにも載っているから、よろしく。

  〔「抱拳礼」をしないでコート入場とか、「開始」の合図の旗に気づかないとか・・・コレ、やっぱり「緊張」からそうなるんやろうか?と思いつつ、まず、最初にこのこと=① を言った。もう一点、「演技を終えた後の『退場』の仕方にも触れてもよかったけれども・・・まっ、ほとんどエチケット、 マナー なんだけど、ねぇ。嘆息〕

 

  ②参加選手のレベルは、随分あがっている。ただ、参加人数は、後の「団体発表会」を観る限り・・・少ない。少ないからこそ、大会運営には支障が出なかったが。。。競技会の参加選手の人数がもっともっと大勢でもおかしくない。また、「審判」になってくださる方、大いに歓迎。因みに、全日本選手権大会については、来年度からルールが変わる。

 

  ③太極拳の動きは、下から上へ、そして、 内から外、 この二つの組み合わせである。


  ④、上半身をのけぞらさないで。  〔上体をのけぞっている方がすくなからず いたなぁ!!〕 

 

  ⑤ 両肩を楽にして水平に、 そして、 脇の下を詰めないで、 また、 手首を固めないで。

 

  ⑥ 前足の膝、前に出ないように要注意。

 

 たぶん、以上の内容をしゃべった。 ⑥については、「団体発表会」を観ていた際、隣にやってきたクーロン代表には、先に言った。「前足の膝が前にどんどん進むのは間違っている。前足の膝を、上に引き上げるコト【提膝】によって、身体全体、床をとらえるコトができるんやし・・・おタクは、身体つくり、よくやっているんから、現状ではもったいない。『膝』に気をつけるだけで随分変わりますよ」と伝えた。クーロン代表、「気をつける」、と 。そして、「指導し直す」、と。 素直に受け入れていただいて 良かった。。。 

 

  代表に説明している時、ちょうどコモン氏が表演していた。で、上半身のあり方についても、「合掌実験」もやりながら説明した。コモン氏の動き、上の ③  ~ ⑥ のうち、 ④だけ微妙。 後は 抵触。 一見、太極拳らしく見えるけれど。。。 

 

  代表に言った。 「胸を背中側に向けて開かないといけないけれど・・・コモン氏、前方に突っ張っているから真逆のコトをやっている。肩も・・・手首も間違っている〔「折腕」がきつい〕から、だから、両うでが背中でつながっていない。。。」と解説した。コモン氏、脚に降りる、て 感覚、どうなんだろう? いやいや、ソレがあれば、歩法もあんな特殊なモノにはならないハズ。手法にしろ、歩法にしろ、検証すれば、説明不要、検証しないまま長年やると、ああなるのかなぁ・・・もったいない。下から上へ、そして、 内から外の動きが無い太極拳、もったいない。もったいないけど・・・しかたない。

 

【追記、2018/6/11  13 : 00】 今朝は、昨夜来の雨が残っているハズ・・・もうちょい寝とこうか?と思っていたら、五時半、「雨、降ってへんでぇ!公園、行くんちゃうのぉ! !」と 天の声、カミの声、カミナリのような声。

 

 今朝、万代池公園への往き帰りに、たーさんに、  昨日の大浜のコトをついつい随分愚痴った。。。

 

  昨日は、個人競技だったが・・・過去、「泉北」「九龍」がいい選手を輩出し、そして成績も残していたところだった。ソコに、最近になって「コットン」〔「コットン」も『膝の動き』に問題ある選手が多い・・・〕や「浜寺」「美原」が参入・・・そして、今回、やはり、指導者の尽力によるトコロ大だろうが・・・新規である「浜寺」「美原」の選手、なかなか、いい動きをしていたし、成績を出した。

  審判も、実は、半分以上「外部の人」、だから、ソコラ辺、余計な忖度なしに見えるのだ。。。自己満足で終わっている選手と審判の視点は違うのだ。 「審判」の視点を持てない選手は、変わらない。

  ところで、古くからある、「俱楽部」や「健身」は、どうか・・・たぶん、長く、変わらず、やっている、というコトなのだろう。まっ、昨日言ったコトだけど・・・「運営上は、選手が増えないから何とかなっている。」

この事態、良いような、悪いような・・・何とも言い難い。 皆さん、せっかく太極拳をやるからには、変わった方が、いいと思うんだけど、 「マンネリ」の居心地良さ、てやはりあるのだろうか ??私にはわからない。私は、太極拳、上手になりたい。

 

  午後の「団体発表会」については、個人競技に出られるに足りる技術の人が多い、とコレも昨日ちらっと言ったトコロである。ただ、コレも昨日言ったコトだが・・・「集団なら、なおさら楽しく!」ですよ。 「集団」のパワー不足・・・義務的に、しかたなしに出演していた人、多かったんかなぁ ???

 

  「堺自由の泉大学」、赤いTシャツで・・・「初級太極拳」、このチーム、基本、太極拳初心者ながら、①「脚に降りる」とか②「中から拡がる」とか そういう大事なトコロに気をつけてやっているのが充分見てとれた。

 

  「いづみ健老大学 泉北拳友会」、このチームも「集団」としてとてもいい空気を醸し出していた。

 

  「サンサン」の楊式太極拳 ??  違ってたなあ、 全部。。。

 

  来年は、「競技」の方は、「団体競技」。どんな感じに成るんだろう??