平成29年8月4日〔金〕【第483号〔本年第99号〕】

 

 木曜日、御幣島トレセンでのおケイコ、以前は、①「太極五防功」、②「無極樁」 ③「弓歩」や「開立歩」でのペア練習=足裏認識テスト・・・て順番で進めていたけど、 今は・・・今春からかなぁ?

①の前に 以下の体操が 加わっている。時間は、10分ほど・・・それほど長くない。 以下の順番で ガサガサ っと 軽く やっている。

 

1  肩の後ろまわし 「大椎」への刺激

2  肘の前まわし  名付けて「含胸抜背体操」

   肘の外をイメージ  →  胸の奥が拡がる。

3  ズンズン・プラプラ・ガシャガシャ

   肩を上下にズンズン揺らす。 膝も柔らかく動かして

   手首をプラプラ 、素早く

   腰をガシャガシャ  コレは、馮志強先生の「金鶏抖鴒」のコト。

   ズンズン は 易しい。 プラプラを素早く、というのがやや難しい

   ようだが、ソレは、日常的に、手首や指を硬くしているから・・・

   ガシャガシャ〔「金鶏抖鴒」」は さらに難しいようだ。ついつい肩や

   胸がつられて動いてしまう。日頃、腰を硬くしているからでしょう。

4  「前にならえ」の ①と②

   ①は、「上下相随」、 ②は、手・うでは、そのままにして〔動かさな

   いで〕  腰をひねる。 ガシャガシャ〔「金鶏抖鴒」」が、皆さん

   できないので、 ソレの代用のようなモノ

 

5  黄性賢の「太極鬆身五法」の①~③

   黄性賢の演技をユーチューブで探して、観るように、と言った

   けど・・・過去、何度も、何度も。 見れば、その動きに感心すると

   思うけど・・・ まっ、いいか。

6  両手を振って、片脚をけり出す。ソレを交互に。

   コレは、鄭州の陳式太極拳の先生方から教わった体操。

7  ツァイ腿法。 コレは、陳炎林の本に絵も載っているので

   皆さん、知っているのかな? と思っていたけど・・・全然。

8  周稔豊先生の「亀蛇気功」の「金蛇纏繞」 コレは、号令

   ①~⑧ をかけながら。

 

 以上  対面して、一緒に動いて、そして、皆さんと同じ向きになって、 「太極五防功」を静かにやっている。 

 

【追記  2017/8/6 、 17:35 】 

 黄性賢の「太極鬆身五法」は、   本通信に何度か登場している。「ペパーシート」とか「ペラペラ体操」とかの語を 用いて紹介したハズ。

昨年の秋 とか、今年、年初めに・・・     と、  記憶する。

 

  笠尾恭二さんのご著書、『太極拳血戦譜』に、黄性賢のコトが十数頁に亘って、紹介されている。 1970年2月、60歳の時に、プロレスラー・廖広成と戦って、「 26 : 0 」の判定で勝ったコトも。 この動画、面白い、 て ・・・  コレも 前に書きました。いつ、書いたかなぁぁぁ?? コレ・・・

 『太極往時』  季培剛 著、中国商業出版社発行  には、鄭曼青の 弟子の一人として黄性賢の名前が出てくるが、ただ、 それ以上の紹介は 何も なかった。もしかしたら、見落としているかも、読み落としているかも。