文中、人名の敬称・尊称は略します。◇今年の三月に行った堺での講習会で使った資料をそのまんま、ペタッと貼り付けようかな?と一瞬思ったけど、留まった。まあ、しかし、放鬆(ファンソン)のための功法・補助功法、各自それぞれあるのでしょうけど・・・、この三月の時に私が紹介したいろんな先生から教わったいろんな功法は、そのうちに、ということにして〔いや、あんまりアレもコレも、てそもそも要らないかも・・・〕、今は、一番大事な、高度な放鬆(ファンソン)状態を得るためには、必須アイテムである【無極樁(トウ)】について、以下、ダラダラと書く。勿論、三月のときも、この無極樁を真っ先に紹介したが・・・。太極拳でやっぱり追求すべきは、「虚無」とか「無形無象、全体透空(---李道子)」の世界でしょうけれども、1989年105歳でご逝去された呉図南は、太極拳が他の拳術と大いに異なる、その特徴として、①以慢勝快②以静制動③以柔克剛④以弱勝強の四つをあげ、修業のステップとして、また、四点をあげている。①着功(一つ、一つの動作の意義を知ること。相手と如何に接するか、ということ。千分の数秒で相手のチカラをかわす、とか相手のバランスを崩す、とか、そういう話)②鬆功〔「鬆(ソン)」というのは、単に萎えてしまったり、ダラけることとは全然ちゃう。「鬆(ソン)」は、当然「沈」や「霊活」に繋がる話〕③勁功(先の①と大いに関るが、如何に相手の変化に対応できるか、ということ)④気功(運気、使気とも太極拳での話で、ちょっと高級編になるかなあ、これは)。以上の説明は、余功保主編の『中国当代太極拳精論集(人民体育出版社)』(121頁~124頁)から引いた。ともかく、「脱胎換骨」のことばもあるけんど、呉図南という方ご本人が、ほとんど仙人みたいな方だったので・・・、この先生には直接の面識無かったですが。本通信第32号(10/8号)には、鄭万青の「湧泉無根、腰無主」を引いた。脚裏がなけりゃ、そもそも腰で主宰も無理なこと、ってね。ともかく、脚裏を養うことが大切で、誰かさんみたいに、単純に「居着いちゃダメ!!」とか言ってたんじゃ、お話になりません。これも繰り返しの話だが、公園の立ち木を押して、軽~く、ポンポンと後ろに跳び退る練習も、これまた「安全」という観点からもとても大切な訓練方法だ。【無極樁】について書く、といいながら、書いていない??【無極樁】のやり方はいたって簡単、両手を垂らしてただ立つだけ。だけど、太極拳を長年やっておりながらこの功法を全然やっていない、とか甚だしきは、知らない、とか。今も名前が出た、余功保編著の『中国太極拳辞典』(人民体育出版社、2006年)には勿論、写真と説明が掲載されている。〔旧版(1999年2月版)の『精選太極拳辞典』では、挿絵と説明になっている。〕北京体育大学出版社の『太極拳辞典』(楊麗主編、2004年)では、なぜか足元が「並歩」になっている。「太極樁」として、「混元樁」とも言われる功法をあげているが、こちらは普通に「開立歩」である。外に図書としては、汪永泉の弟子である魏樹人の『太極拳・楊式太極拳術述真集』(人民体育出版社)とか、この汪永泉の若かりし頃の動画は、ユー・チューブで見られる。確か、「1950年代の太極拳」か何かで。「確か」とか言いながら、確かじゃなくて、ごめんなさい。当然モノクロですよ。亡くなられた年か、その前年のモノは、籐椅子に座ったままで、近寄った人をポンポンと飛ばしていた。祝大彤は、薛秀英との共著『太極内功解秘』で、ご自身の写真を掲載している。解守徳、字が違ったかな?部屋の中、どっかに本、この先生の著書、潜っているハズ。この先生も、やはりユー・チューブで見られます。黄震寰という工学系博士、『大道太極』(新星出版社)という本で、やはり【無極樁】を紹介しています。ほんまにダラダラ書いて・・・単なる図書紹介みたいなことですみません。