40歳になる前にけっこう体力の衰えを感じてきて、その恐怖から新しいことを順番に始めようとしました。自転車に乗り始めたのも39歳の時、仏画を始めたり、バンドもやりだしました。


 あれから20年後、今度は還暦を前にして、体力的には衰えを食い止めるのは難しいけど、遅らせるぐらいのことはして、頭の、知力の衰えはなんとかしたいとトミに思います。それで、一昨年、昨年初めぐらいからいろいろと考えてきました。ただ、新しい趣味を始めるのはなかなかハードルが高いので、もう少し細かいところで新しいことにチャレンジするということにしました。

 

 どういうことかというと、例えば読む作家の好みというのがあって歳を取るともうその傾向から離れられなくて同じような作家の新しいのを読むというのを辞めようと。これまで読んだことのない作家を読もうということにしました。

 

 ということで、昨年は辻村深月ばかり読んでいましたが、あらかた読んでしまったのでその後は伊坂幸太郎を読み始めました。いまはまた誰を読もうか考えています。


 スポーツは新しいのをもちろん始める時間も体力もなくて、ジム通いは続けていますが、辞めていた有酸素運動もHIITだけまた再開しているような状況です。スポーツは専ら観るほうに特化しています。私は野球を観なかったのですが、昨年一年間かけてどこのチームを応援するか考えて、今年のシーズンから日ハムを応援しています。母は地元を応援しないのかと不満そうなのですが、プロ野球はそんなに地元とか関係ないと思います。選手自身が地元出身でないケースがほとんどなので。

 

 野球についてはまた書きますが、3S政策とか言われたように確かに考えてみるとプロ野球とはなんて無駄が多い娯楽だろうと思います。夕方会社から帰ってテレビ中継を観だしたらもう何もできなくて夜は終わってしまう。休みの日はまた中途半端な昼間の時間帯からデーゲームがあれば、せっかくの休日もダラダラ終わってしまう。これは何か仕組まれているのか?とまで思ってしまいます。と、やっぱり野球は本当に何もやることのないヒトの趣味かな、と思います(おいっ!)。

 あと、音楽はこれも全く新しいモノに挑戦というのもなかなか大変で、新しい楽器を始めるとか、ちょっと過去に聞いたことのないジャンルというのではなく、読書と同じで新しいミュージシャンを聴こうと思って実践しています。昔から好きなアーティストをずっと聴き続けているというのもまあええかと思いますが、歳を取って新しいのを受け付けないというのも年寄の典型なので、新しいのを聴こう、でもやっぱりロックが良い、と思っています。

 一昨年からマネスキンは聴いてきて、2回ライブにも行きましたが、-日本でもメジャーになりすぎているのと、ボーカルのダミアーノがソロでも活動し始めてそれが全然ロックじゃなくて、アイドル歌手みたいな曲で、情けなくなってきてもう聴くのやめようかと。また最近何か新しいのをと思ってずっと探していました。そしたらとてもイイのが見つかりました。
 

 Sons of Silverというアメリカのバンドです。ロックです。カッコイイ。

 

 ただ、日本ではまったく知られていないし、来日することもなさそうなところが困ったモノです。

 

 

 

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