茶壺なども靴墨等を塗って古い茶器を偽造したモノがあるということを知って思い出したこと。

    この絵は2000年代のはじめぐらいに上海近郊の水鄉で買ったモノ。朱家角か周莊のどっちかだったと思います。骨董っぽく暗めのトーンを使って美大生ぐらいがアルバイトで描いたモノではないかと思っています。まあ、骨董の偽造というよりは単にレトロっぽく描いたというのが正しいかと思います。昔のオールド上海風のレトロポスターみたいな感じでしょうか。私が購入したぐらいなので数千円だったと思いますが、当時の経済価値でも労働に見合わない金額だと思います。さっさと描いてもそれなりの時間がかかるのです。



 
    これは先の絵を真似して私が描いたモノです。先の絵が仏画の専門家が描いたモノではないため色々と修正してまた、お顔も中国風のだったのを修正しました。一番わかるのは顔と比べて足が大きすぎるのを直しました。といっても、私も仏画を始めて3~4年ぐらいの時に描いたモノなので今から思うとかなり稚拙な絵です。
 
    しかも、骨董風にというのも色目を抑えただけでかなり遠慮していますね。もっと大胆に古っぽく描けばよかったのですが、なかなかできないものです。
 

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