醍醐寺国宝展に行ってきました。




なんとただの招待券かと思ったら、一般の入場はなくて全て協賛企業からの招待客という日でした。従って少ないヒトの中ゆっくり観ることができました。


中之島美術館は初めてだったのですが、奈良国立博物館や東博や京博に行くことが多いので、やはり展示の数が違いますよね(中之島は少ないという意味です。)。おまけに常設展や付属の展示も観られることが多いので、今日は少し物足りない気がしました。
例えば通常の営業日なら左の展示も観られたのでしょうかね。

この企画展自体も展示数は少し少な目な感じでした。基本的に仏画と仏像が観たいのですが、今回は特に孔雀明王が観たかったのでそれはかなりじっくりと観ました。

図録は最近けっこう高いですね。基本的に後から観たいものは数点だけなので、それなら図録ではなくてアイテムごとにカードがあれば、と思います。もちろんあるのですが、欲しいのに限って抜けていたりします。

孔雀明王のチケット入れ(クリアファイル)。
これは絶対買うでしょう。


別途今回気に入ったのはこの五秘密像。珍しい絵ですね。これもいつか描いてみます。




先ほどのクリアファイルはこの孔雀明王の下書きだそうです。これは標準的な孔雀明王ですが、下書きのような孔雀が少し横向きになっているのも面白いですね。カルロスサンタナのギター(SG)も孔雀が横向いていました。

次回の展示会では孔雀明王を描いて出すつもりなので今日はその勉強が第一目的でした。やはり絹に描くのか、それとも麻紙に描くか。じっくりと考えます。


ちなみにこの展示会、私のお薦めは快慶作の不動明王坐像と大威徳明王像です。不動明王は快慶作だけあってあの表情と独特の質感というのか締まった感じがイイですね。丈六のフルサイズの如来の迫力はイイのですが、円成寺の大日如来(運慶作)みたいに等身大かちょっと小さめの締まった身体の質感がスゴく好きなのです。まあ、私は明王は描くことはないと思いますけど。あ、孔雀明王は如来のお姿なので明王といえども話は別です。基本的に如来か菩薩までです、書くのは。

大威徳明王像は脚が六本あって、六臂の仏像というのはよくありますが、脚が六本ある仏像は初めて観ました。






にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ


にほんブログ村