早い時間から
暗くなり始め
肌寒くなって
お風呂
入るの
なんだか
億劫だな
と
感じた
夜
あたしは
まだ
ちっちゃくて
お風呂入るの
面倒くさくて
お風呂に連れて行こうと
していた
父の手を
振りほどこうとした
ら
その拍子に
肩の関節が外れた
肩がぬける
という
状態
痛かったかどうか
まったく覚えてない
焦った両親が
病院に連れて行ってくれた
夜だったから
か
父が居たから
もしかしたら
休日だったから
か
初めて行く
病院だった
お医者さんは
あたしの肩を治してくれて
最後に
柿
をくれた
なぜかあたしは
その柿をもらえたことが
すごくうれしくて
それは
きっと
お利口さんにしてたから
もらえたのだと
思った
でも
ほんとは
お医者さんは
肩が
きちんと治って
物をちゃんとつかめるか
チェックしたのだ
柿
柿をみると
いつも
思い出す
秋の終わりの
夜の話