立川談春 25周年スペシャル独演会
サンケイホールブリーゼ
2009年5月24日(日)13:00~
番組「おしこみ」※「紺屋高尾」
↑※12月のドラマシティ公演分のチラシを見て気付いたのですが、
「おしこみ」ではなく「おしくら」が正しい演目名でした
訂正します!(2009/11/03追記)
まだまだ落語初心者の私。
友人に誘われるまま出かけて行って後から知ったのですが、
談春さんはいま最もチケットが取りにくいといわれている落語家さんのお一人で、
TV「情熱大陸」にも出られた方なんだとか。
そのせいか、会場には若い方(といってもせいぜい30代くらい)も多かったです。
今回の独演会、枕もとてもおもしろく、
「おしくら」※の話芸もよかったのですが、
何と言っても「紺屋高尾」が素晴らしかったです。
「紺屋高尾」は演目名のみ知っていてぜひ聞いてみたい話だったのですが、
あんなに素敵な人情噺というか純愛話とは思っていませんでした。
情景が目の前に浮かび、感情表現に引き込まれ、
終盤には結構たくさんの人が涙ぐんでました。
家に帰ってから調べたら、実際にあった話なんですね。
花魁の年季が明けた後によくあるお金持ちの所(のお妾さんとか)じゃなく、
本当に自分のことを思ってくれている朴訥な職人さんの所に嫁いでいくなんて、
いい話じゃありませんか。
古典落語は時代背景や当時の風習を知ってないと楽しめないものもあると、
正直思っていた私ですが、談春さんの「紺屋高尾」は、
予備知識なしでもすっとその世界に入って無理なく付いていける感じで、
登場人物が目の前で生き生きと動いているような、
ありがちな表現ですがまさに「まるでお芝居を見ているような」高座でした。
余談ですがこの日は関西で新型インフルエンザが流行っていた真っ最中。
浜崎あゆみや倖田來未のライブも中止されたくらいだったので、
当然、枕ではこのネタが取り上げられました。
「今週末、大胆にもやってるのは美輪さんとこと、うちくらい」
「落語会の観客から感染者が出たらまさにその時が“フェーズ6”だ」などなど。
要するに観客の年齢層が高いって話なのですが、
後日談で、友人がまさにこの「美輪さんとこ」の芝居を、
岡山からわざわざ観に来ていた…ということを知り、
見事にオチがついた落語鑑賞となったのでした。
*ちなみに、6月も7月も落語聞きにでかけま~す♪