イギリスで生活していた折、第2次世界大戦で日本軍からひどい扱いを受けたという人から、ぼくもひどい扱いを受けたことがある。


パブでビターを注文したが、全く無視されていつまで経ってもビールが来ない。文句を言っても相手にされない。

訊いてみると、ぼくの英語がわからないとか・・・


隣のおじいさんが話してくれた。バーテンダーはわざとぼくの話がわからない振りをしているのだと。

気持ちは理解できるけれど、それならはっきり言えばいいんだよ。


「お前は日本人だから、酒は売らない」ってね。はっきり言った方が、よっぽど気持ちがいい。

20年ほど前の話なんだけれど、戦争の傷跡は、特に心の傷は、やはり簡単に癒えることはないんだと思う。




ロンドン~語学学校にて


一応語学留学ということで半年のビザを取得したので、学校に通うことになった。

夏だったので大陸からたくさんの人がやってきていた。 面白いのは結構年配の男女が多かったことだ。

ドイツ人で30過ぎのプロの留学生、ギリシャ人の50代のおっちゃん(何の仕事をしているか最後までわからなかった)とか、17歳のフランス人の女の子(ませた娘で、かわいい男の子には思わせぶりな視線を向けていた。コレが結構色っぽい~~(笑)、いつもひげ面の男と一緒のスイス人のおしゃれな娘、美人で背の高いドイツ人(金髪女性・・・ドイツでも北のほうは背が高くて金髪が多いと、その娘はいっていた)、その娘を何とかモノにしようとしていたイタリア人の自称実業家等など、人種も言葉もさまざまな教室で学ぶことになった。


授業が始まってから1週間ほどしたある日の午後、ちょっとしたことから議論になった。

どういういきさつでこの話になったかは記憶にないが、テーマは「愛とSEX」について~万国共通に関心があるテーマなので、議論は大いに盛り上がった。


「superficial rapport」 (表面的な関係) という言葉がテーマの中心だったようで、rapport というのはフランス語から来た言葉で、(=相互に理解しあう関係、というのが本来の意味であるが、ここではまだまだ英語に精通していないフランス人が言い出したのでみなそういう意味で使っていた。 つまり愛し合う2人というのは常に愛を確認しあって当然で、「superficial rapport」 になると結婚をしている状態とか、恋人同士である関係など考えられない、というのがフランス人とイタリア人の意見、一方ドイツ人とイギリス人教師は、結婚していても2人が必ずしも愛し合っているとは限らないという考えであった。


議論が白熱してくると、東洋人であるぼくに意見を訊いてきた。 勿論真剣ではあるが、みな議論を楽しんでいるわけでなにやらオリエンタルな雰囲気のある日本人にここは訊いてみよう、というような具合であった。そういった期待を裏切るわけにはいかないので、ぼくはたどたどしい英語で次のように意見を述べた。


「どちらの考えも正しいともいえる、間違っているともいえる」


こういうと皆一様に興味深々といった様子で口々に、「馬鹿げている」とか、「おかしい」とか、挙句には「くだらん」とまで言われてしまった。


そしてぼくは「いいかい、よく聴け。日本にはこういう警句がある。」


「啼かぬなら啼くまで待とうホトトギス」

「啼かぬなら啼かせてみようホトトギス」

「啼かぬなら殺してしまえホトトギス」


勿論、この三句は家康、秀吉、信長の性格をうまくあらわした俚言であるが、ぼくはそれを愛についての議論に応用してみた。


余談ですが、現在ならコレを「啼かぬならGoogleで探すホトトギス」と詠む、というのをみてて大笑いしたことがあります。


さて続きは次回ということで・・・・・・



こんいちは~


旅と競馬を今週より分離します。

競馬のコーナーは、毎日が日曜日~ならいいなあ!  迄アクセスお願いします。一度作成仕掛けのサイトでしたが、放置していましたので今回復活させました。 


本日の東京10Rジャパンカップ 予想、アップしておりますので覗いて下さい!


こちらは、旅に特化した形のBlogにしたいと思っています、がどうなるかは今のところ不明です(苦笑~~


今後ともよろしくお願い致します。


ハロン



羽田を発つときは暑くって死にそうだった


ヒースローに着いたときは、寒くて固まりそうになった。 おいおい、夏ちゃうんか?7月といえば夏の真っ盛り。なんでこんなに寒いんや~! すぐにバッグからコートを出して着たよ。 夜中だったんで、Bed & Breakfast を探してもらってほっと一息。

シャワーを浴びたかったんで訊くと、バスルームにある機械にコインを入れると浴びられる。というような話だったように思う。


ところが、ロンドンに着いたところなので、小銭を持っていない。 また管理人に頼むのも面倒で、そのまま寝ることにした。羽田からモスクワ経由でロンドン。  [そう、当時一番安かったアエロ・フロートのチケットで、往復120000円くらいだった]

その夜は汗臭かったが流石に疲れていたのかすぐ寝てしまった。


朝、ゆっくりしすぎて食事を取るのが遅れた。飯はどこかと管理人に聞くとダイニングだという。行くとテーブルにトーストとベーコンと目玉焼き(コレがsunny side upかぁ! 別にどこにでもある目玉焼きなんだけど、なぜか感動!)

管理人が紅茶とコーヒーどっちかと訊いているようなので、当然「Tea, please!」 なわけ。紅茶といえばイギリス、やったからね、大阪では・・・・

で皿の上のトーストを食べると、冷たい、硬い~~~いつ焼いたんだこのパンはむかっ

仕方なくベーコンをフォークで突き刺すと、これもかたまっている。 フォークに対しちょうど90度で水平に広がっているむかっ

憧れの目玉焼きといえば、これも油まみれで冷えてかたまっている。 食べれなくもないんで、目玉焼きだけ食べていると、管理人のおっさん(だんだん腹が立ってきたんで)が紅茶を持ってきた。


なんだぁ、これは!パンチ!

ただのティー・バッグ(といっても、下着ではありまへん・・・・それはT-backでしょラブラブ!パンチ! 




日本でも買える、リプトンのティー・バッグ(しつこいですが、下着ではありまへん)!



数日後にわかったことなんですが、 カフェに行くとだいたいどこでも、5p(当時のレートで約35円)で紅茶(といっても、お湯を入れたティーカップにティーバッグをいれて持ってくるだけ)をあじわうことが出来る。

コレが女王様の国のティーバッグかあ、と感動しながら(学校で知り合った日本人と2人で大笑いしながら)ミルクテx-を味わいました。 

ミルクテーのことを女王様の国の連中は、ホワイトティーというのだけれど、なるほど日本のそれとは違ってミルクを入れると真っ白になってしまう紅茶でした。 なるほど無駄な着色剤は使用していないということかぁ~と、ここでちっと感動!



teabag  

まったく日本で作られたイメージなんでしょうが、紅茶の国の一般人が飲む紅茶は



リプトンのティーバッグ~~  でした。



今日はここまで~